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2019年9月19日 (木)

ギフトショー ライフ×デザイン展 サステナブルな社会

 今回のギフトショー東京2019秋で同時開催された「ライフ×デザイン展」では、“サステナブル”をコンセプトに持続可能な社会をつくるための商品やサービスを提案する出展社が多く集まっていました。

 セミナーも行われ、「サステナブルな社会のあり方―日本のエシカル消費とアメリカのサステナブルライフスタイル」をテーマに、エシカル協会 代表理事で日本ユネスコ国内委員会広報大使の末吉 里花氏と、「ゼロ・ウエイスト・ダニエル(zero waste Daniel)」を手掛けるダニエル・シルバースタイン(Daniel Silverstein)氏が対談。興味深く拝聴しました。
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 末吉氏は、TBSテレビの人気番組「不思議発見」のミステリハンターを務めるなど人気タレントだったとか。2004年にアフリカのキリマンジャロに登ったときに、氷河が消失していることにショックを受けたそう。ロンドンでフェアトレードのことを知り、以後“エシカル”消費の普及に専念しようと決意して、2015年にエシカル協会を立ちあげたといいます。現在エシカル・コンシェルジュ講座を開講するなどエシカル消費に関する啓発活動を行われているそうです。
 一方、ダニエル氏は、ニューヨークのFITを卒業後、服づくりの生産段階で生地の無駄があまりにも多いことに気付き、「ゼロ・ウエイスト・ダニエル」を設立したといいます。廃棄処分されるはずの素材を使ってデザインすることは、デザイナーとしての責任と思い、端切れなどを使用して一点物の服をつくっているそう。

 お二人のお話をまとめてみましょう。
・大人より若い人、とくにゼネレーションZといわれる世代ほどサステナブルへの関心が高い。
・透明性が何よりも大切。そのモノがどこから来たものかという「過去」、モノを長く使う「現在」、モノを手放す先の「未来」を考えて消費することが重要。
・日本には元来、モッタイナイなどエシカルの精神が根付いている。この心を見つめ直し、そうした流れをつくっていけばいい。アメリカもここ3年で、流れはエシカルへ変わってきていて、一人ひとりの個人が自分ゴトとしてエシカルを考え始めている。
・企業もエシカルを取り入れるべき。そうすれば若い優秀な人材がひとりでに集まって来るはず。
・モノの背景にエシカルなストーリーのあるものを購入する消費者が増えている。エシカルはそのモノの付加価値をつくり出す。

 ここでアメリカ発のおすすめ商品を紹介。
 「フードハガー(FOOD HUGGERS)
Img_63161jpg    これは果物や野菜を新鮮に保つことができるシリコン製のフードセーバーです。使い捨てのプラスティック・ラップやビニール袋、アルミホイルの代わりとして、繰り返し洗って使える優れもの。見た目もキュートと、ダニエルさん大のお気に入りの様子でした。

 「ラッピリー(wrappily)
Img_63151   ハワイのマウイ島で二人の主婦がつくったというラッピングペーパーです。これまでのものとは一味違う高品質なエコペーパーで、植物ベースのインク使いで生分解素材が使われているそうです。リバーシブルのデザインなので一枚で2倍楽しめるというのもいいですね。

 最後に、サステナブルへの熱い思いを持つことが何よりも大切、と述べて、締め括りました。

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