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2019年8月31日 (土)

インテリアライフスタイル⑾ 豊かな暮らしのための繊維製品

 インテリアライフスタイル展で、生活用品を揃えたゾーンが「エブリデイ(EVERYDAY)」です。豊かな暮らしのための繊維製品のブランドも数多く出展しています。
 とくにコットンの上質なリラクシングウエアやタオルの新しいコレクションをご紹介します。
 
<リラクシングウエア>
HAPUNA & CO.
 コットンのリラクシングウエア「me.」(『ミードット』と読むそう)が出展していました。これは同社人気の靴下ブランド「meri ja kuu(メリヤクー)発のブランドだそう。ブランド名はフィンランド語の「海と月」を意味する「meri ja kuu」と「私」を意味する「me」から「me.」と名付けたといいます。
Img_50491  ウェアはブラなどランジェリーを含めすべてコットン製、 最高級のスーピマ綿100%、もしくはスーピマ綿とシルクの混紡糸使いの優しいストレッチ感のある素材です。Img_50501 昔からの古い編機、吊編み機を使い、表面に伸縮性のある糸使い、肌側にコットン糸の編地があたる仕様になっていて、肌なじみがよくテレコの生地を着ているのを忘れるほどとか。
 脇縫いの無い、丸胴を生かした仕立ても心地よさげです。
 
<タオル>
吉井タオル
 今治タオルブランドのパイロット商品となった「今治生まれの白いタオル」で定評のあるメーカーです。
Img_50551jpg  今回、ブースで大きく打ち出していたのが、「5 trees(Maho Ukaiデザイン)」のガーゼパイル。表がガーゼで裏がパイルになっていて、シンプルな水玉プリントやリネンボーダーなど様々な表情を見せています。
 シャツを着替えるように、タオルを楽しんで---、といいます。

Img_50631  もう一つが、鈴木マサル氏のデザインによる“OTTAIPNU”ブランドのタオルコレクション。モノトーンの抑えた色使いで、巨大なワンポイントの愛嬌のある動物モチーフが印象的です。

ふくろやタオル
  泉州の老舗タオルメーカーが提案していたのは、「自然の恵みと人への思いを紡ぐ」をコンセプトにしたタオルです。Img_50071
Img_50031  一つは「雫~SHIZUKU~」で、泉州特産の野菜で染めたタオルです。なすや玉ねぎ、にんじんなど。

Img_50081  もう一つは「のこり福 (NOKORI FUKU)」と名づけられたブランドのタオルです。これはワインやクラフトビールの残り物から染色した新シリーズ。
 いずれも役目を終えた自然素材から色を抽出し、泉州タオルの伝統である「後晒しと後染めの製法」の良さを活かして仕上げた商品です。その美しい彩りに感動しました。
 
村上パイル
 今治タオルのメーカーで、楽しいストーリー性のある柄物タオルをバリエーション豊かに提案していました。
Img_50671   ギリシアの街並みをヒントにしたという色柄のタオルです。気分がぱっと明るくなりますね。

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