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2019年8月18日 (日)

FORUM 0704 2019 ⑵ 日本の伝統柄を襖紙にして世界に

 先般のフォーラム「FORUM 0704 2019」で行われた講演の二つ目は、襖紙に関するものでした。題して「日本の伝統柄を襖紙にして世界に」です。Img_33151  登壇したのは、夏水組 代表取締役 坂田 夏水 氏と、大場紙工 専務 大場 匠真 氏。すっきりとしたきもの姿がお似合いの爽やかなお二人でした。
 大場氏によると、和室が洋室に模様替えする傾向が続き、今では和室がある家は3割以下だそう。畳がなくなり障子が消え、襖紙も排除されてきたのです。 
 襖紙をどうしたら持続可能な商品にしていくのか、考えた大場氏は、襖紙を壁紙のように使うことを思いついたそう。そこで壁紙の意匠などを手掛けている坂田氏と協働し、日本の伝統柄を用いてデザインしたオリジナル襖紙のブランド「夏水組」をプロデュース。2018年からインテリアとデザインの関連見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ」に出展し、国内外から注目を集めているといいます。
 その襖紙は、浴衣の注染染めに使用されてきた伊勢型紙の模様を手漉き越前和紙にシルクスクリーン印刷したもので、金粉をつけるなど柄に立体的な奥行きを持たせて仕上げているとのこと。
Img_33201  人気の柄は鶴のモチーフ、そして上の獅子地紋だそう。
 
 伊勢型紙も昨今は職人の確保が困難になっている様子です。海外展開していくには持続可能な生産が不可欠ですし、伝統を何とか守りたいといいます。私も強くそうあって欲しいと願っています。

 なおメゾン・エ・オブジェ・パリには次回も出展されるそう。もしかしたら現地でお目にかかれるかもしれないと、楽しみです。

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