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2019年8月12日 (月)

国際文具・紙製品展 ⑵ 日本文具大賞 利便性のよさに注目

 先般の第30回「国際文具・紙製品」(通称ISOT)展では、第28回日本文具大賞が発表されました。選ばれたのは、グランプリと優秀賞、合わせて10製品です。
 中でも「あったらいいナ」と注目したのが、ちょっとした利便性のよさを考えた製品です。

 一つは、プラチナ万年筆の「プロシオン」です。機能部門でグランプリを受賞しました。
 私も最近「万年筆が気になりはじめた」一人です。実際に書いてみると滑らかな書き味でした。
3_20191001024201    ペン先の真ん中にインクの取り入れ口があるので、ペン先の肩口あたりまで浸すだけでインクを吸ってくれます。ですから残量の少ないインク瓶からもインクを吸入しやすいといいます。また密閉度が高い「スリップシール機構」なので、1年くらい使わなくてもインクが乾かなくて、さらっと書き出せるそう。価格は5,000+税でリーズナブルです。
 
 もう一つは、デザインフィルの「パッとメモ」です。 
2_20191001024201   これは未使用のページがすぐに開くリングタイプのメモです。メモの側面が糊で閉じられていて、書いた後にページをめくると糊付けした面がはがれるようになっています。ですから次にメモを開くときに新しいページがパッと開くのです。
 誰もが思いつきそうな単純なアイデア、「ありそうでなかった」とは、こういうものをいうのでしょうね。価格は320円+税。
 
 さらに、興味を引いたのがマグエバーの「マグサンド」です。
1_20191001024301   サンド、つまりサンドイッチするように、“挟んで貼れる”マグネットフックです。フック付きのマグネットと受け手となる超強力磁石がセットになっていて、これまで磁石が貼れなかったガラスや樹脂、また木材にも、さらに布面にも、設置面を傷つけないで貼ることができるそうです。シリコンコーティングされていて錆びにくく滑りにくいので、お風呂場やキッチンでも使いやすいといいます。
 文具だけではなくインテリアツールとして、イメージが広がります。1,300円+税。

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