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2019年7月20日 (土)

ミラノウニカ⑾  特別展示いろいろ

 今シーズンもミラノウニカ(MU)では、特別展示がいろいろ行われました。
 まずはトレンドエリアの「フィーロ(FILO)」の先取り展示です。フィーロ(FILO)は、この9月25日と26日にミラノのステッリーネ宮殿で開催されるアパレルおよびインテリア・ファブリックス用織糸の見本市です。
025_politecnico_mu29_ph_erdna21  今シーズンの「フィーロ」のトレンドテーマは「メタモルフォーズ(変身)」です。資料を見ると、ギリシア神話に登場する“サテュロス”のような半人半獣の自然の精霊がイメージされています。19世紀末の絵画に登場した象徴主義、オディロン・ルドンやフェルナン・クノップフ、グスタフ・クリムトらが大きな発想源になっているようです。改めて神秘的なファンタジーの世界への関心が高まりそうです。
 
 次にミラノ工科大学学生の作品展です。テーマは「ユニフォーマルズ (UNIFORM ALS)」でした。歴史的なネイビーの軍服や、スクールユニフォーム、庭師やとび職などのワークユニフォーム、世界のアーミーの制服などにインスパイアされた作品が並び、なかなか壮観でした。015_mu_cinema_mu29_ph_erdna41  
015_mu_cinema_mu29_ph_erdna21  使用されている生地は、MU出展企業の提供によるものです。
 MUは毎回、このような若者のインキュベーション・プロジェクト支援活動を行っていて、その成果を見本市会場で発表しています。
 
 また今回初めて「e-MilanoUnica at the Cinema」というイベントも開催されました。025_politecnico_mu29_ph_erdna1
 これはこの2月にスタートしたデジタルプラットフォームの「e-MilanoUnica」の運用基準や出展のメリット、マーケットなどを説明する10分程度のショートムービーです。見本市や出展社情報を補完する重要なツールとなるもので、半年ごとに更新されます。コンテンツのさらなる充実に期待です。
 
 この他、いつものようにMUヴィンテージという古着展もあり、盛りだくさん。モーダインからシャツアヴェニュー、イデアビエラまでの広い会場を、会期内にすべて見ることなどできません。巨大なテキスタイル見本市は見応えたっぷりでした。

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