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2019年7月10日 (水)

ミラノウニカ⑴ デジタル革新とサステナビリティテーマ開幕

 ミラノにパリ経由で来ています。気温は33度とのことですが、からりとした空気のせいか、暑くても吹く風が爽やかに感じられます。
 2020/21秋冬のテキスタイルと服飾付属品を発表する第29回ミラノウニカ(略してMU)が、9日、ミラノフィエラ・ローにて開幕しました。

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 出展社数は昨年7月の水準を維持し、総数は608社。またMU独自の出展社数は465社で、イタリアを除くヨーロッパからの出展社は93社となり8%増加したといいます。日本からは30社・団体が出展しています。

018_cerimonia_mu29_ph_erdna2  初日のオープニングセレモニーで、中心となったテーマは、前シーズンから継続するデジタル革新とサステナビリティ、すなわち「デジタル・トランスフォーメーション」と「サステナブル・イノベーション」です。 
 MU会長のエルコレ・ポット・ポアーラ会長の挨拶の後、ポアーラ会長を議長に、司会にバンビアンコ・ストラテジーエ・ディンプレーザのダヴィド・バンビアンコ氏が起用され、業界のボードリーダーたちが参加して、上記テーマについて話し合われました。
 まず「デジタル・トランスフォーメーション」では、トピックは「e-milanounuca」です。これはこの2月ピッティ・インマージネとのコラボレーションにより実現したマーケットプレイスのプラットフォームで、参加者はそれぞれ最新コレクションの中から最大20点の製品を出展し、クオリティのPRとともに様々な思いを伝える場となっています。リリースされた当初は60社だったのが半年後の現在、153社に増え、この急速な伸びは“うれしい驚き”といいます。デジタル提案の正しさが証明され、もう一つの刺激、拍車となるものをつくりあげることができたと評価する一方、まだまだ成し遂していかなければならないことは多く、課題は山積みのようです。
 次に「サステナブル・イノベーション」では、サステナブル・プロジェクトへの参加が想像以上に広がったといいます。参加企業は150社を超え前回比22%増となり、展示された製品数も1004点40%増と大幅に増加したそうです。また今回は、製品の分類基準に新しいカテゴリーが導入されました。それは大きく二つで、一つはクリエイティブで革新的な製品を対象とする「ファンシーグリーン」、もう一つは時間的な持続性を表現する「エヴァ―グリーン」です。
 トレンドエリアでは「エコロティカ」、つまりエロティック+エコロジーのコンセプトで大規模な展示とともに、サステナブル・プロジェクトの展示にも注目です。
 さらにイタリアファッション会議所のアワード「グリーンカーペット」への参加にも触れ、MUは持続可能なファッションをクリエイティブに表現することのできる若手デザイナーに賞を授与するとのことです。場内で参加する10人のファイナリストたちが紹介されました。
 この他、「オリジン・パッション&ビリーフズ」の質の高い提案など、今回のMUは様々な魅力に富んだ会期となりそうです。

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