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2019年7月 4日 (木)

東京都スポーツ産業セミナー 為末大氏「スポーツの可能性」

 為末大氏といえば、有名な元陸上選手です。この400メートルハードルの日本記録保持者が6月18日、東京都スポーツ産業海外展開セミナーで講演されるというので、どのような方なのか、興味津々行ってきました。

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 テレビで見るよりもずっとさわやかなイケメンでした。
 全体テーマが「成長を続けるスポーツ産業と東京」でしたので、「スポーツの可能性」と題して語られました。
 まずはスポーツの歴史を紐解きます。最初に旧石器時代の遺跡、ラスコー壁画を見せられてびっくり!ここには未来への予測や、何かを残したい欲求が描かれていて、このような人間の精神性がスポーツへつながるといいます。次いでオリンピック発祥の地、古代ギリシアです。すべて同じ完璧な人体を表現したオリンピアンの体型は美と同義であったそう。
 次にスポーツの定義です。スポーツの語源はラテン語の「deportare(デポルターレ)」で、「日常生活から離れる」という意味があり、「気晴らし」や「楽しみ」「遊ぶ」を指しているとか。「play」もここから派生した語だそう。ちなみに現在、為末氏が代表を務めている会社は「Deportare Partners」です。社名はこの言葉から採ったものだったのですね。
 スポーツとは、身体を動かして楽しんだり憂さ晴らしをしたりするものだった ― そう考えるとスポーツビジネスも違って見えてきます。欧米ではチェスなどの遊技もスポーツというのはこのためだったのですね。2年くらい前にポケモン・ゴーというゲームが流行りましたが、これをやると捕まえるのが楽しくて、人がひとりでに動き出します。楽しさが身体を動かすスポーツの好例で、衝撃的だったといいます。
 次にスポーツと最先端テクノロジーの話に移り、今後のスポーツの可能性について触れられました。なおこの分野は、スポーツ×テクノロジーに関するプロジェクトに取り組む自身の会社「Deportare Partners」と深く関わっているようです。例えば競技用義足や加速度センサーなどコラボ企業との事例を紹介。近年とみにウェアラブル機器が進化し、人間の能力拡張が起こっているといいます。チャンピオンになるためのスポーツから健康長寿やヘルスケア、介護のスポーツまで様々。ITを組み込んだ新しいスポーツも誕生してくるといいます。
 最後に海外へチャレンジするポイントを挙げました。長期で考え、情熱を長く保持、絶対にあきらめないことが成功の秘訣だそう。石の上にも3年、これはスポーツに限らず、何にでもいえることですね。頑張りましょう。

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