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2019年7月14日 (日)

ミラノウニカ⑸ 2018年の総売上高は推計を上回る

 ミラノウニカ(MU)ではSMI(システマ・モーダ・イタリア)により毎回経済概況が発表されます。
015_mu_cinema_mu29_ph_erdna11  今回は2018年のイタリア テキスタイル産業の総売上高が、今年2月時点で推計した数字を少し上回ったといいます。(総売上高0.3%減の予測に対して0.8%増) 貿易収支の黒字額も輸入が大幅に減少したため、24億ユーロを超えたとのことです。
 それに対して、2019年の第1四半期は、生産も輸出も減少したとか。それはドイツ向け輸出の落ち込みによるものだそう。アメリカ向け輸出は15.5%増と成長し、中国への輸出もそれなりの数字3.2%増を記録したのですが、ドイツ向け輸出が18%の大幅減で、穴埋めができなかったといいます。とはいえドイツが中国・香港とともにイタリアの最も重要な貿易相手国であることに変わりはないそうです。
 他のヨーロッパ諸国についても、輸出はフランスが0.5%微減、ルーマニアが7.9%減少となったのに対し、スペイン11.1%増、ポルトガル18.5%増、イギリス13.7%増。
 EU域外国では日本は5.6%増、ベトナムは28.5%増と著しい増加、一方香港は9.2%減だったそう。
 輸入では、イタリアが輸入する生地の国別シェアは、中国が27.2%、トルコが18.8%を占めているとのこと。
 製品部門別の推移に関しては、部門ごとに異なる動向が見られ、毛織物の輸出は減少に転じ、2.4%減となったとか。紡毛織物が4.1%増だったのに対して、梳毛織物は4.7%減少したとのこと。綿織物は4.2%減、ニット生地も2.6%減でしたが、絹織物は0.8%とわずかな伸び、麻織物は9.5%増の成長だったといいます。
 これらの数字には世界情勢の変化やトレンドが反映されていて、いつも興味深いです。

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