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2019年7月13日 (土)

ミラノウニカ⑷ 「サステナブル・イノベーション」広がる 

 ミラノウニカ(MU)では 「テキスタイル産業は持続可能性を維持できるか?」の問いに対して、「イエス」と答えられる状況になってきたといいます。それは「サステナブル・イノベーション」エリアが広がりを見せているからです。参加企業は今回、150社を超え前回比22%増、製品数は1004点となり40%増の大幅な増加だったといいます。
001_sostenibilita_vuota_mu29_ph_erdna11  また製品の分類基準に二つのカテゴリーが新たに設けられていました。一つは「エヴァ―グリーン」で時間的な持続性を表現するもの、もう一つは「ファンシーグリーン」でクリエイティブな革新的製品を対象とするものです。
001_sostenibilita_vuota_mu29_ph_erdna21  「エヴァ―グリーン」コーナー
001_sostenibilita_vuota_mu29_ph_erdna1  「ファンシーグリーン」コーナー
 
 ところで、そもそもサステナビリティとは何でしょう。MUのエルコレ・ポット・ポアーラ会長が正鵠を得た発言をされていますのでご紹介します。「サステナビリティは環境に対して払われる敬意であり、製品のみならず工程管理においても持続可能な革新を行おうとする業界全体の自覚に始まり、循環型経済を推進する廃棄物リサイクルにまで及ぶもの」と。 
001_sostenibilita_vuota_mu29_ph_erdna31  製品サンプルにはサステナブルであることを特徴づける10種類のアイコンラベルが付けられています。ポアーラ会長の言から、これらのラベルの中で、もっとも重要なものは何かというと、それはエネルギー消費の低減や水節約といったサステナブルなプロセス(工程)管理システムなのです。データによると、このようなシステムを導入し、透明性を高める方針を示している企業は全体の約4割で、そのほとんどはイタリア企業でした。イタリアのテキスタイル産業がいかにサステナビリティに注力しているかを見せつけられました。
 またサンプルの展示で最も多かったのは有害な化学物質を排除した素材で67%、次にリサイクル素材37%、オーガニック農産物23%、スローな技術やプロセスで生産された伝統的素材18%、動物愛護10%、管理された森林保全9%、循環型化合繊9%、バイオ合繊5%となっています。
 さらにサステナブル認証では、エコテックス36%、ZDHC(有害物質の使用制限)19%、GRS(グローバルリサイクルスタンダード)19%、GOTS 16%など。
 詳細はMU「サステナブル・イノベーション」カタログに記載されています。クリックしてご覧ください。

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