インテリアライフスタイル記者発表会 魅力的出展社勢揃い
インテリア・デザインの国際見本市「インテリアライフスタイル」(主催 メッセフランクフルト ジャパン)が7月17日~19日に東京ビッグサイト西館で開催されます。これに先立つ記者発表会がこの5日、東京・南青山にて開かれました。
会期が例年より約1カ月半遅くなっているのは、来年の東京オリンピック・パラリンピックの会場の都合によるもの。出展企業は、世界26か国・地域の760社(国内605社 海外155社)で、生活にまつわる様々な分野の商材を扱う、魅力的な出展社が勢揃いしているといいます。来場者は26,000人を見込んでいるとのこと。
中でも興味深いのがアトリウム特別企画です。今回のテーマは「The Corner Shop-How to make a market-」です。
これは昨年の「FOR HERE OR TO GO? (店内でお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか)」に続くもので、ディレクターを務めるのは、メソッド代表のフリーランス・バイヤー山田遊氏。インテリアライフスタイル史上初の2年連続とか。
イギリスの街角にあるコーナーショップをイメージし、アトリウムを一つの街角や店舗に見立てることで、来場者にとって理想となるような商談の場を、さらに更新していくとのこと。
アトリウム入口にはポップアップショップが設けられ、個性あふれるブースに誘導。出展社は51社で、その内新規は3社、昨年の出展社から過半数が入れ替わるといいます。
またもう一つ、環境や社会を考慮した消費活動への関心の高まりから、エシカル商品が多数登場。その最大のトピックが「MADE 51」の初出展です。
これは難民支援の一環として、2016年に国連難民高等弁務官事務所により発足したプロジェクトで、守屋由紀広報官によるプレゼンテーションが行われました。
これによると「MADE 51」は、従来各国・地域で独自に実施されていた難民による手工芸品の制作・販売活動の統一ブランドで、現在13か国・11の団体とパートナーシップを組んでいるとのこと。「難民がつくった」モノではなく、「顧客が欲しい」モノを生み出すことにこだわり、選りすぐりの商品だけをラインナップしているといいます。
この他いろいろ、魅力的な出展ブランドが勢揃いする「インテリアライフスタイル」に注目です。
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