« PTJ 2020春夏 ⑸ 新しいレースの提案に注目 | トップページ | 2020/21秋冬ミラノウニカJOBに日本30社・団体が出展 »

2019年6月16日 (日)

PTJ 2020春夏 ⑹ 進化する高機能加工とニット生地

 先般のPremium Textile Japan(PTJ)で注目されたのが、天然素材への高機能加工です。意匠性に加えて快適性や機能性、環境配慮など、さらなる進化で差別化する傾向が強まっているのです。従来の殻を破る画期的なニット生地の提案も焦点です。

鈴木晒整理
 遠州産地で創業以来60年余りも、天然繊維を中心に染色、整理を行っている加工場です。多数の仕上げ風合いのバリエーションと、革新的な機能加工、例えば非フッ素撥水加工やイージーケア加工の「クリーズケア」などを展開する中、今回はとくに「ソイルクリーン」をアピールしていました。

Img_24811

 これは吸水性があるのと同時に撥油性をも併せ持つ加工なのですね。汗などの水分を吸収する一方、皮脂汚れは撥油性により繊維内部への浸透を防ぐことができるため、しつこい油汚れも洗濯で容易に除去できるといいます。
Img_24831
 パンツの左側はレギュラー、右側はソイルクリーン加工で、右の方が明らかに白くなっているのが分かります。またシワも抑えられています。

シマダテキスタイル
 栃木県佐野市のニット生地メーカーです。「いかに高付加価値のあるモノをタイムリーに提供していくか」をコンセプトに研究開発に取り組まれているとか。「コンピューター編機用デザインシステム」もいち早く導入したといいます。

Img_23901

 今シーズンの一押しはストレッチ素材だそう。他には無いオリジナルのベア挿入ジャガード、メッシュ等を提案。
   様々な高機能加工を展開している中で、とくに注目したのが、“トランスドライ” です。
Img_23881  これは米国コットン・インコーポレイテッド社が開発したモイスチャーマネジメント特許技術で、汗をよく吸い取る、優れた速乾性で、汗をかいても生地のべたつきを軽減する加工です。
 私もお馴染みのコットン・インコーポレイテッド社の技術が使われていることを知り、うれしくなりました。
 
カネマサ
  和歌山が本拠地の日本有数の丸編ニット生地とアパレル製品の企画、製造、販売会社です。  
  中でも一押しはニットなのにまるで織物のような薄地の生地。 連続出展しているパリのプルミエール・ヴィジョンでも、人気商品となっています。Img_24041 同社独自の36Gから46Gのスーパーファインゲージジャカード機により編み出され、「marudeorie(まるで織り)」と名付けてブランド化しているとのこと。
  商談も活溌の様子でした。

|

« PTJ 2020春夏 ⑸ 新しいレースの提案に注目 | トップページ | 2020/21秋冬ミラノウニカJOBに日本30社・団体が出展 »

テキスタイル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« PTJ 2020春夏 ⑸ 新しいレースの提案に注目 | トップページ | 2020/21秋冬ミラノウニカJOBに日本30社・団体が出展 »