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2019年6月26日 (水)

合繊の新しい生地「カジフ」展 トークイベントに森永邦彦氏

 石川県の老舗テキスタイルメーカー・カジグループによる合繊の新しい生地ブランド、「カジフ(KAJIF)」の展示イベントが6月1日、東京・代官山TSUTAYAにて開催されました。

Img_27501  発表された「カジフ」は同社技術を駆使して開発された高機能素材です。究極の軽さを実現した超軽量生地「アルティメットライト」や、心地よいストレッチ生地の「ストレッチプレジャー」、独創的なハリ・コシのある風合いの高密度織物「コンパクション」、繊細な質感の「テーラードテクスチャー」など---。
  中でも注目されたのが、世界初のフリーカット織物「カッタブル」です。これは切りっぱなしでもほつれない特殊な生地で、これによりオリジナルなカットラインが可能になったといいます。

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 「アンリアレイジ」のデザイナー、森永邦彦氏もこの生地を用いて、上の写真のようなドレスをデザイン制作しています。これはカット断面のみが装飾というドレスで、リボン状に45段の布が重なるディテールが特徴です。従来の生地はレーザーカットすると焦げ目がついたりするそうですが、この「カッタブル」ならこのようにすっきりカットできるといいます。まさにデザイナーの発想を広げてくれる生地ですね。

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 関連イベントでは、森永氏によるトークショーが行われました。「神は細部に宿る」という信念のもと、自身が立ち上げたブランド「アンリアレイジ」は、基本的に合繊と親和性の高い、テクノロジーや新技術を積極的に用いた服が中心です。その始まりから光を当てると色が変わる服をもってのパリコレ進出、光と影、プリズム、そして現在の「細部を纏う服」まで、コレクションの歴史を振り返りながら、未来への想いを語りました。
 とくに最後に紹介のあったブランド“エコー(echo)”は、暗闇の中で空間を知覚する服で、視覚障がい者にとってまさに朗報! また一つのカタチが温度変化によりいろいろな人体に合わせられる服のクリエイションについても触れられ、「あっ、これはまたしてもあの会社の技術」と思い、印象的でした。
 科学の進歩は着実にファッションを変えていきます。その伝道者、森永氏のコレクション、ますます楽しみです。

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