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2019年6月19日 (水)

遠諱記念特別展 鎌倉禅林の美「円覚寺の至宝」展

 先日、三井記念美術館で開催されている遠諱記念特別展 鎌倉禅林の美「円覚寺の至宝」展に行ってきました。

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 知っているようでいて、実はほんとうは知らなかったことがたくさんありました。
 最初の展示室は開山箪笥のコーナーです。ここには円覚寺開山の無学祖元により伝来した宝物が展示されています。元の時代のものとみられている椿梅竹堆朱盆などの漆工芸が見事で、これを基に現在の鎌倉彫ができたといいます。
 南宋時代の青磁袴腰香炉には金継ぎも見られました。
 次の大きい展示室では、宝冠釈迦如来坐像が鎮座していて、その一つが実は私もよく行く雲頂庵のご本尊でした。普段は暗いところに安置されていて様子が分からなかったのですが、ティアラのような冠をつけたこれほどの美仏だったとは!裾が下に垂れているようにつくられているのが南北朝の頃の仏像の流行だったといいます。錆びた光を放つ金色も印象的でした。
 さらにその真正面に、本展のハイライト、「蘭渓道隆」と「無学祖元」の座像が展示されています。このように二つ並べて置かれるのは、初めてのことだそうです。「無学祖元」は円覚寺舎利展にあって、普通は誰も見ることができないものとか。貴重な機会に見せていただき、まさに眼福。
 この他、様々な至宝が集められています。すばらしい展覧会でした。なお会期はもう終盤、23日までです。

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