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2019年4月28日 (日)

「プロジェクト東京」新たな合同展 “FASHION=楽しい”

 この3月27日~28日、新たなファッションの合同展「プロジェクト東京 (PROJECT TOKYO)」がスタートし、会場の東京国際フォーラムを訪れました。これは昨年秋まで実施されていたJFW IFF MAGIC JAPAN(インターナショナル・ファション・フェア)に代わる展示会で、主催するUBMジャパンによると、“FASHION=楽しい”の原点を思い出させることを目的に立ち上げたといいます。
 出展社は、老舗ファクトリーブランドから新進デザイナーズ、雑貨まで約270ブランドで、そのうち62ブランドが新ブランド、42ブランドが日本初上陸、海外出展者は全体の35%になるそう。国内外140件以上のリテーラーが登録し、660件以上の商談が会期中に行われたと報告されています。
 以前のJFW IFF MAGIC JAPANに比較すると場内が狭く、会期も2日間に短縮されたこともあったのでしょう。ブースはどこも賑いを見せていました。
 
 下記、ウィメンズウェアを中心に注目したブランドをご紹介します。
 
ヴェントリロクィスト Ventriloquist
 ブランドを手掛けるのは根本貴史さん。2019/20秋冬のテーマは“CUTTING ACROSS”です。骨董市で見つけたアメリカのマッチ箱のコレクションブックから、そこに掲載されていたサンフランシスコやシアトル、アイダホ、オハイオ、テキサスなど、50~70年代のホテルやレストラン、バーのマッチ箱のモチーフに着想し、プリント意匠に採り入れたといいます。

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 現代のデザインに置き換えたレトロな味わいが新鮮なコレクションでした。

Divka ディウカ
Img_14531  デザイナー田中崇順さんと松本志行さんが手掛けるブランドで、2011年に設立。
 2016年春夏には東京コレクションでランウェイショーも発表(このブログ2015.10.25付け参照)するなど、目覚ましい活躍を見せています。
 今シーズンのテーマは「(in)between」で、気負いなくリラックスして着られるエフォートレス・シックなワードローブを展開。
 とくにぼかした花のモチーフのプリントのエレガントなドレスが印象的でした。

モトヒロ タンジ Motohiro Tanji
 デザイナーの丹治基浩さんが2013年春夏シーズンに自身の名を冠したブランドを立ち上げてスタート。東京コレクションでもランウェイショーを発表しています(このブログ2016.3.30付け参照)。

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 太糸の編地をひねったり、ねじったり---、独特の凹凸のテクスチャーにこだわって表現したニットウェアコレクションはまさにアート! その個性に魅せられます。

グラフゼロ graphzero
 ジーンズの聖地・児島にて、生地屋からスタートしたファクトリーブランドです。コンセプトは“ゼロ地点からのものづくり”。生地から販売まですべてを自社で行い、「作り手」と「お客さま」双方の目線を活かしたものづくりを実現しているといいます。

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 旧力織機でしか表現できない昔ながらの味わいのセルビッチデニムや、革新織機だからこそ織りなせる複雑な織模様など、新旧双方のよさを尊重した素材や商品開発が人気を集めている様子でした。

バーンズ・アウトフィッターズ/グラズ BARNS OUTFITTERS/GLAZ
 コットン素材を中心に日本の職人技術を用いた、シンプルで普遍的な服作りが目を惹きました。

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縁樹 エンギ
 「森の樹をまとう」をキャッチフレーズに、国内の樹木を糸に紡ぎ、オリジナルのファブリック、ウェア雑貨を展開しているブランドで、樹のぬくもりに惹かれてお話しを伺いました。
 木の糸は、各地域の特色ある文化を彩る樹木、例えば大阪岸和田のだんじりに使われるケヤキや、京都の伝統文化を育んできた北山杉、奈良吉野山の杉檜、世界遺産高野山の御霊木など、森の保全のために切り出される間伐材が原料であるとのこと。

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 木とは思われない、糸の細さや繊細な感覚にびっくり! 

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 吸湿速乾性、消臭性に加え、樹木由来のナチュラルカラー、ほのかな木の香り、使い込むほどにうつろう豊かな風合いも魅力です。

カプワ Kapuwa
 インド綿の木版によるプリント生地のドレスが人気のブランドです。今シーズンはコットンベルベッドやベビーコーデュロイにブロックプリントを施したものやウールへのプリントも手掛けていました。

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 この3月に待望の常設ショップを地元藤沢市にオープン、今後の広がりが期待されます。

ア・ピース・オブ・ライブラリー a piece of Library
  インドの表情豊かなカディによるデイリーウェアのコレクションを展開するブランドです。繊細なピンタックのブラウスが爽やかで美しい!

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