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2019年4月25日 (木)

パリのプティ・パレで「フェルナン・クノップフ」展覧会

 先般訪れたパリで、プティ・パレ美術館で開催されていた「フェルナン・クノップフ(Fernand Khnopff)」展を見てきました。
 フェルナン・クノップフって誰? というほど知らない人物でしたけれど、外ならぬ友達の薦めです。ちょっと調べましたら、クノップフは、19世紀後半から20世紀初頭に活躍したベルギー象徴派を代表する画家で彫刻家、また演出家でもあるという、様々な顔を持つアーティストです。以前ポール・デルヴォーの小さな回顧展(このブログ2016.10.19参照)を見たことがあるのですが、現実離れした幻想的な画風で、ベルギーにはそうした作家が多い様子です。
 ファッションにも関係がありそうと思いながら、興味津々、足を運びました。

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 まずエントランスの先に静かに立っていた、白いドレスをまとった女性像に目が留まりました。これは最愛の妹、マルグリット・クノップフの肖像画を拡大したものといいます。
 
 館内に足を踏み入れると、エレガントな佇まいです。クノップフの邸内を模したつくりになっていて、裕福なブルジョワ階級の出身ということがわかりました。

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 混み具合は適度な感じでした。
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 上は最高傑作といわれる「愛撫」という作品です。スフィンクスがオイディプスに謎を出すギリシャ神話に題材をとったもので、これもマルグリットがモデルといいます。

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 上は叫び声が聞こえてきそうなメドゥーサの首。

Img_03171_2  右は「眠れるメドゥーサ」と題した作品です。
 神秘的な謎に満ちた女性たちが数多く描かれていて、見ている方も不可思議、というかちょっと不安な気持ちにさせられます。
 世紀末というとこうした作品が多くなるようです。

 40年ぶりというクノップフの大回顧展、今はもう終了してしまったのですが、予想以上に見応えのある展覧会でした。

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