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2019年3月 2日 (土)

PVパリ⑺ アメリカ綿「WHAT’S NEW IN COTTON?」展

 今期もPVヤーンで、アメリカ綿のCOTTON USA(CCI国際綿花評議会 本部:ワシントンD.C. )が出展していました。今回で4シーズン目を迎えて、前回よりもスペースが広くなり、新しい革新的な技術を紹介する「WHAT’S NEW IN COTTON? (コットンの新機能)」展もより充実した印象でした。

 「WHAT’S NEW IN COTTON? (コットンの新機能)」展では今シーズン、9つのブランドが製品を展示していました。ここではその中から初登場した4つのブランドをご紹介します。

 まずCOVEROSS(カバロス) by hapです。
Img_02471jpg
 日本からの初めての出品で、何と日本の着物が展示されていてびっくり! 着物は米綿テキサス・オーガニックコットンです。
 このCOVEROSSは「人と地球に優しい素材開発」をコンセプトに、東京・中央区が本拠のアパレルベンチャー hap社 が開発した新素材。光触媒技術により、汗ジミの除去から、抗菌防臭、撥水、遮熱、UVカットなど10種類程度の快適多機能を同時に付与できるといいます。
 これにより綿100%素材は、その独特の自然な風合いを損なう事なく合繊のような高機能素材に進化させることができるようになったそう。
 サステナブルなコットンとテクノロジーのハイブリッドを実現したCOVEROSS、その本格的な展開が期待されます。

 次に37.5 テクノロジーです。
Img_02561jpg これは米国コロラド州のCOCONA(ココナ)社が開発した吸水速乾素材で、生地内の理想的な温度である37.5度を常に維持する性質をもっているそう。
 ヤシの実の殻や火山性鉱石をもとにした微多孔質活性粒子が繊維に練り込まれていて、その特殊な粒子のミクロの孔(あな)が拡大することにより、体温が上昇して発生する水蒸気を捉え、それを素早く蒸発することで快適な温度を保つ仕組みとか。
 熱を帯びれば帯びるほどその効果は発揮され、吸汗性、速乾性、そして炭が用いられていることにより防臭効果もあるといいます。 

 またCOLOR-CAT
Img_02531 中国の江蘇省江陰市にあるJangyin Heng Liang Textile 社のニットデニムのブランドです。
 インディゴやカラフルなカラード・デニムを丸編みや経編みニット地で生産していて、とくに染色に環境に配慮した技術を採用しているとのこと。
 それは特殊な連続パッド・ドライ工程により廃水を排出することなしに染色する技術で、同社はこのエコフレンドリーな染色テクノロジーの特許を取得しているとも。

 さらにVOLTスマート・ヤーンズ
Img_02571_2  これは米国ノースカロライナ州を本拠とするVOLT社が開発した導電性のある糸で、2018年に東京で開催されたウエアラブルエキスポにも出品されたとか。
 人間の髪の毛と同じくらいの細さのワイアを16本組み合わせた糸で、熱などを伝えるそう。手縫いやミシン用縫糸で、現在各国で特許出願中といいます。
 

 

 

 

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