PVパリ⑵ PVマーケットプレイス 取り扱い商品広がる
PVマーケットプレイスは、昨年9月に始動したBtoBプラットフォームです。当初はPVファブリックのみでしたが、今期はPVレザーもスタートし、取り扱い商品の幅がどんどん広がっています。次期9月展からはPVアクセサリー(服飾資材)にも採り入れられる予定といいます。
見本市会場では体験スペースも設けられ、来場者の関心を集めていました。
このWEBサイトには企業プロフィールと素材写真を6点、無料で掲載するオンラインサービスと、サンプルの受注が可能な有料(200€ <約¥26,000>/月)のアクティブショップが設定されています。この半年でPVファブリックの約750社がこのサービスに参加。その内150社がアクティブショップのユーザーとなり、この数字は今期、PVレザーの導入もあり、ますます増えています。出展企業のオンライン登録は950社を超えたといい、アクティブユーザーも倍増しているようです。
一方、バイヤーも順調に増えている模様で、カスタマーアカウントは2,200、ビジターは17,000、ページヴューは105,000と発表されていました。
細分化され多様化される市場を受けて、見本市も今や曲がり角を迎えています。バイヤーも新世代が台頭してきました。彼らに向けて365日いつでも、どこからでも、誰もがアクセス可能な新ビジネスの場がPVマーケットプレイスです。
PVマーケットプレイスは出展社にとって、見本市への出展を補完する新しい営業ツールとなっていくことでしょう。さらなる充実が図られるという次回が楽しみです。
| 固定リンク
「テキスタイル」カテゴリの記事
- 「ベンベルグ裏地ミュージアム+(プラス)」を訪問して(2019.12.06)
- 高野口パイル「ぷわぷわ15」展 各社個性を訴求(2019.12.05)
- 「桐生テキスタイル2020秋冬」展 サステナブルを意識(2019.12.04)
- 丹後織物総合展/展示商談会 製品化して提案へ(2019.12.03)
- 2020/21年秋冬コットン素材傾向―PV 及びMUより(2019.10.19)
コメント