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2019年2月15日 (金)

ミラノ・ウニカ⑺ 日本パビリオンの注目企業

 今季ミラノウニカ(略称MU)の日本パビリオン=ジャパン・オッセルヴァトーリオ (略してJOB)に出展した企業から売れ筋動向などを伺いました。
 そのいくつかをご紹介します。

宇仁繊維
  美しい色彩が輝く生地を前面に押し出して、楽しさをアピール。
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 一番人気はドレープ性のある軽やかなポリエステルのクレープ生地とか。
  また表面効果のある先染めや花柄プリントなども。

Img_18401  同社のオリジナルはおよそ35,000点もあるといいます。
 ブランドの納期がますます短縮化している折、このストック販売は大きな強みとなっています。
 来場者はもうひっきりなしの賑わいぶりでした。

福田織物
Img_18131  薄く軽く、超ファイン、120番手糸使いといったコットンのローンやボイルは同社の独壇場です。

 それとは別に注目されるのが、日本の伝統織物を現代風に表現した綿織物です。
Img_18121_2  今シーズンはとくに“刺し子”を訴求しています。
 といっても厚地のものではなく、軽やかで繊細な刺し子風織物です。
 微妙な表面感が懐かしさをそそります。

古橋織布
 天然素材であることから、エコ・フレンドリーをアピールしていのが目新しく映りました。
Img_18191jpg 低速のシャトル織機で、高密度に織り上げたタイプライタークロスやバフクロスは、好調に推移している様子です。
 さらっとしたさわやかな風合いは、ヨーロッパでも好まれていることがわかります。

八木通商
Img_18471  生地商社ならではのユニークなコレクションが好評です。
 何と昆虫、蜂やカブト虫などのモチーフがぞろぞろ---びっくり! メッシュ地への加工も見られます。
 バッグなどアクセサリー雑貨向けによさそう。
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 また右のような個性的なカットジャカードへの関心も高かったです。
 これらのサンプルはトレンドエリアでも展示されて、人気を集めていました。

吉田染工
 毎回、デザインを変えて、横編みなのにジャカード織物のような生地を発表しています。横編み機は島精機のスライを使用。
 編みと織りの両者の良いとこ取りをしたような風合いがバイヤーに受けているといいます。
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Img_17211  上は吉田染工のグループ会社、貴志川工業の「綵(あやぎぬ)」の展示です。これはドレープ性があって、しかも適度なハリ感やコシのある風合い加工です。

北高
 大胆な和柄プリントやカモフラージュ柄、インディゴプリントなど、伝統的なハンドプリントから最新のデジタルプリントまで、とくにメンズシャツ向けのプリントの提案が注目されます。

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サンウェル

 日本の職人技でつくられるオリジナル生地を提案。豊富なストックも魅力です。
 とくにサステナブルを訴求していたのが印象的です。
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辰巳織布
Img_18251  コットンをベースにキュプロやリネン、ポリエステルなど、長短複合織物も訴求。
 クチュール感覚の非常に洗練された高密度織物を提案しています。

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