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2019年2月14日 (木)

ミラノ・ウニカ⑹ 日本パビリオンの新規出展企業

 今シーズンのミラノウニカ(略称MU)で、第10回目となる日本パビリオン=ジャパン・オッセルヴァトーリオ (略してJOB)が開設されました。節目の回とあって、記念のイベントが開催されたことは、このブログ2019.2.10でもご紹介した通りです。

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 上の写真は、毎回好評のトレンド&インデックスコーナーです。今回は「近未来」をコンセプトに、2020年春夏に向けて、明るい楽しい未来が連続するようにとの願いを込めて施工されたといいます。出展した31社・団体の一押し素材は次の4つのテーマ、「未来派=時間旅行」、「おもちゃ箱×玉手箱」、「じゅもん÷安堵感」、「新定義+方程式」で分類展示されました。 
 またMUトレンドエリアには164点、さらにサステナビリティ・プロジェクトには93点の生地サンプルがピックアップされたとのことです。

 まずはJOBに新規出展した企業をご紹介していきましょう。

ブルールーム
 播州産地の播、尾州産地の御幸毛織、遠州産地の成和第一産業と児島産地企業による日本の織物産地プロジェクトが「ブルールーム」です。2019年秋冬PTJ(このブログ2018.12.21付け参照)で始動した産地間のコラボコレクションで、今回MUに初出展しました。

Img_17321  新しく目立った提案は「Mr. セルビッチ」をブランドコンセプトにした生地で、すべてシャトル織機にこだわった素材です。バイヤーの反応は上々のようでした。

森川レース
 福井市を本拠とするラッセルレースのメーカーです。
Img_17381 世界に一台しかない日本マイヤーのラッセルレース機によるオリジナルのレースを開発されています。
 この機械でないと出せないソフトな風合いが好評だそう。右はビロードのような表面感のレースです。
Img_17391_2  テキスタイルデザイナーの梶原加奈子さんも企画に携わっているとか。

 他にないビンテージ調のレースが印象的です。

渡縫織物
Img_18671  富士吉田産地の婦人服地メーカーで、シルク絡みの春夏物高級素材を得意としているといいます。
 これまで輸出は問屋経由で行ってきましたが、新たな販路開拓につながればと、MUに初出展したそうです。
Img_18661_2  今回は「ビッグ・ホール(大きい穴)」をテーマに、「こもれび」ジャカードを提案。
 ぼんやりとした木の影やこぼれ落ちる太陽の光をイメージした透け感とマット感のコントラストが興味深いジャカードです。

山陽染工
 JETROの欧米向けテキスタイル輸出商談会に参加し、Img_18911今回初めてMUに出展したといいます。
 強みはインディゴデニムの抜染技術です。
 カラーデニムでは、日本独自の弁柄染め(右写真)や柿渋染めが人気だったといいます。

篠原テキスタイル
Img_18791  テンセルデニムなど、きれい目系のデニムを中心に、MUでも評価を得たいと初参加したとか。
 ドビーデニムや合繊混の高密度なものなど。
 右はトレンドエリアに出品した綿100のパイルデニムです。

東紀繊維
 Img_17431ローゲージのビンテージ調のカットソーが得意で、吊編み機使いも特徴です。
 長年PVに出展していて、MUは初出展です。今回はPV出展のものとは異なる生地、たとえばスポーティな合繊混やインディゴ染めなどを出品していました。

日本綿布
 PVにも出展していましたが、MUは初出展です。

Img_18941jpg  人気のセルビッチデニムを中心に、同社得意のジャカード・デニムも提案。リサイクルデニムなどエコ関連のものなど、幅広い品揃えです。

ヤギ
 今回MUに初出展し、PVにもそのまま出展するとのこと。

Img_18771  サステナビリティを意識して、リサイクルコットンやオーガニックコットンなどエコなカットソーや布帛を披露していました。

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