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2019年2月11日 (月)

ミラノ・ウニカ ⑶ イタリアのテキスタイル産業は安定基調

 この2月、日欧EPA(経済連携協定)が発効されました。これにより繊維製品では輸出入における関税が即時撤廃されたのです。EUとくにイタリアと日本の距離がより近くなりました。
 そこでイタリアのテキスタイル産業の動向を、ミラノ・ウニカ(略称MU)のリリースに掲載されたイタリア総連盟ファッション研究センターが行った推計から簡単にお伝えします。

 イタリアのテキスタイル産業の2018年売上高は78.6億ユーロで安定基調にあるといいます。それは輸入が減少(5.9%減)し、輸出が微増(0.3%増)したからで、これにより貿易収支の黒字額が5.5%増と大きく増えたことが挙げられています。
 イタリア製テキスタイルの輸出相手国では、香港と中国が経済の鈍化の影響はあるものの、それぞれ6.1%と3.0%増加して、トップの座を守っています。日本も11位で8.6%増、逆に減少したのはアメリカやドイツ、スペイン、英国などです。
 イタリア製テキスタイルの輸入相手国では、中国とトルコが減少しています。とはいえ両国だけで45%以上を占めるそうです。日本からの輸入は15.5%増と大幅に増えていて、全体の12位です。今後さらに増えることを期待したいですね。

Photo
 上は調査した部門ごとの生産高を、図に表したものです。
 全体にイタリアは毛織物の割合が大きく、テキスタイルの輸出でも毛織物が梳毛・紡毛とも伸びているといいます。綿織物はニット生地と同様、減少していて減少幅も二桁台とか。イタリアは毛織物の国であることを改めて理解しました。

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