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2019年1月30日 (水)

第5回ウェアラブルEXPO ⑴ ミツフジのスマートウェア

 第5回ウェアラブルEXPOが16日~18日、東京ビッグサイトで開催されました。世界中から170社が出展し、ウェアラブル分野では世界最大の見本市であるといいます。
 ウェアラブルとは身体に装着して利用するコンピュータのことです。タッチ画面や音声認識などを使って、リアルタイムで情報提供したり、利用者の状態を記録したり、外部のコンピュータと連携したり---、様々な用途が考えられていて、スマホの次はウェアラブルが来る、といわれているそうです。
 このウェアラブルコンピューティングの世界で、市場をけん引しているのはスマートグラス(メガネ)型や腕時計型、リストバンド型といいます。他にも耳掛け型や靴型、クリップ型、ベルト型、帽子型などがある中、これから成長するとみられているのが着衣型です。スポーツ用の生体センシングや健康状態の見守りなどの生体計測デバイスとして、また電飾服などに活用が見込まれているのです。

 今回の見本市でも着衣型が多く見られました。中でも私が注目したのがウェアラブルIoT(モノのインターネット)製品メーカー、ミツフジのスマートウェア(このブログ2018.5.10付け参照)です。
 三寺 歩社長の基調講演も行われました。講演では2016年12月に発表したウェアラブルIoTデバイスを利用した生体情報マネジメント・サービス「hamon®」の今後の戦略が事例と共に紹介されました。
 一つは、昨年起動した日本IBMとの新たなビジネスです。「hamon®」のクラウド・プラットフォームに、IBMの産業用IoTソリューション「IBM Maximo Worker Insights」が採り入れられるようになり、従業員の体調を管理し安全を見守るソリューション開発というサービス提供の体制が、一気にグローバルに広がったといいます。
    もう一つは、子ども服のキムラタンが掲げる全国の保育園に向けた園児見守りサービスに、「hamon®」が採用されたことです。
1 これにより園児の「午睡チェック」や「体調チェック」、「検温チェック」などの自動記録が可能になったといいます。保育士さんたちが子どもをより安全に見守ることができるようになったのですね。子どもをあずける親の心配も少し減ったかなと思います。

 出展ブースは、面積を拡大されたのにも関わらず満員御礼の人の入りでびっくりしました。
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 医療用機器認定を取得したというシャツ型の製品「イーワン」などの展示に加えて、新開発のトランスミッターに人がいっぱい。

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  このトランスミッターは従来の3分の1サイズに小型化・軽量化を実現したもので、使いきり用のディスポーザブル電極が使われているといいます。銀メッキ加工の導電性シート電極で、トランスミッターに取り付けるナイロン製面ファスナーも発表。この方が従来の金属製スナップボタンよりもしなやかでリサイクルもしやすいといいます。

 またVRを使って昨秋本格稼働した福島工場を見学するコーナーやミニセミナーなど、これまでにないイベントを行って来場者の目を惹きつけていました。
 ミツフジの「hamon®」、今年はいよいよ世界に向けて大きく飛躍する年になりそう。私も期待しています。

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