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2019年1月31日 (木)

第5回ウェアラブルEXPO ⑵ 三井化学の驚きの技術

 今回の第5回ウェアラブルEXPOに三井化学が出展していました。ここでは驚きの技術が満載でした。
 まずは新次元のメガネ、「タッチフォーカス TouchFocus」です。(三井化学はメガネレンズ材料で世界トップシェアを誇っているのですね。)
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 このメガネならワンタッチで、つまり瞬時に視界をスムーズに切り替え、より広く、よりクリアに見ることができるといいます。遠近両用レンズなどの累進レンズと電子液晶レンズの融合に初めて成功、そこから生まれたメガネだそうです。累進メガネである程度は補強できますが、メガネをずらしたり遠ざけたり、自然な仕草と視界ではもう見ることができないとあきらめていた方に、これは朗報ですね。
 お試しコーナーもあり、大勢の方が並んでいました。私自身はメガネを使っていないので、伺ってみましたら確かによいとのことでした。
 既に昨年2月から販売されていて、2018年度のグッドデザイン賞を受賞しています。ただしお値段は25万円と聞いてびっくり!

Img_01621 次にメガネレンズなどに使われているというフォトクロミック(調光)技術のコーナーへ。
 三井化学といえば、森永邦彦さんが手がけるファッションブランド、アンリアレイジ(ANREAGE)のマテリアルアドバイザーなのです。
 「色への挑戦」を掲げるアンリアレイジには全面協力されているといいます。

 今春夏コレクション(このブログ2018.11.22付け参照)で見た、ボタンやスタッズなど各種パーツなどに使用されたという素材が展示されていました。
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 “色が変化する秘密”にほんの少し触れた気分になりました。

 さらにもう一つ、驚嘆したのが、アブソートマー(ABSORTOMER®)です。これは、ABSORB(吸収する)という単語とELASTOMER(熱可塑性樹脂)という単語を繋ぎあわせた造語だそう。
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 これは温度によってその感触が変化していく不思議な触感です。指に触れて少しじっとしていましたら、だんだんやわらかくなってきました。じんわりと動いていきます。衝撃を吸収する低反発性フォームのようなものです。
Img_01591  これはいろいろなことに使えそうと思っていましたら、既に、マスクの耳掛けに応用されていました。マスクを着けると耳が痛くなるという方も、この材料のものなら安心できるのではないでしょうか。着け心地がやわらかくて、時間が経つごとに顔になじんでくる、新鮮なフィット感があるといいます。
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 このアブソートマー使いのジャケットが展示されていました。もちろんアンリアレイジの森永邦彦さんによるデザインです。
 次のコレクションではこの素材が使われるのでしょうか。楽しみです。

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