2019春夏プラグイン展 初出展が過半数と多彩な顔触れ
2019年春夏ファッションとライフスタイルの合同展「プラグイン(PLUG IN) 」が、この10月24日~26日、渋谷ヒカリエで開催されました。リリースによると、26回目となる今回は146社が出展し、その内75社が初出展と過半数を占め、出展の内訳は、レディスウェアが全体の23%、バッグ21%、アクセサリー20%、シューズ12%などとなっています。
多彩な顔触れの今シーズンですが、ここではレディスウェアを中心に、とくに素材やモノづくりにこだわるブランドや洗練されたカジュアル感を打ち出しているブランドをいくつかご紹介します。
◇シンヤセキ (shinyaseki)
パリで毎シーズンコレクションを発表している、関 慎也さんというデザイナーのブランドです。「目に見えないものにこそ価値がある」をコンセプトに、独自の立体裁断で、サイズや形が変化するデザインを手がけているといいます。素材はすべて日本製だそう。
◇ポルス(POLS)
播州織の産元商社「丸萬」が手がけるブランドです。クリエイティブディレクターを務めるのはテキスタイルデザイナーの梶原加奈子さん。
従来の先染め織物を一新する色彩感覚や織組織によるストールやバッグなどが人気を集めてきましたが、今シーズンはアパレルにも進出。ブースではレディス中心にブラウスやワンピース、ボトムなどを発表していました。
◇ポーシャル(POUSHAL)
ワールドアンバーが手がけるブランドで、ナチュラル感があってエレガント。素材も高級感があります。
◇インナーマインドクロノロジー (inner mind chronology)
昨年の秋に立ち上げたというユニセックスブランドです。デザイナーは小栗香代子さん。コンセプトは100年先に届ける「Made in Japan」とか。
1900年代初頭のヨーロッパの“働く人”をテーマに、不変のよさを追求し、職人のモノ創りにこだわってデザインしているといいます。
◇ブークス・ブーク(Bookth:book)
フリンジなど装飾のあしらいや色使いの豊かさが印象的です。他にないデザイン性の高いアイテムが多く、魅せられました。
◇Dsofa
ブランド名の「Dsofa」は、「D」がDesign やDress、「s」がSky blue(空色)、「fa」がFashionから造語とか。エレガントでリラックスした雰囲気のあるコレクションで着心地よさそう。
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