2019春夏プロスペール展示会 有力新進ブランド集めて
先日、プロスペールの展示会に行って来ました。プロスペールは、ファッションのPR会社で、昨日のこのブログに掲載したパッサージュ展を手掛けるなど、多くのブランドやプロダクツのアタッシェ・ド・プレスとして活動されています。
東京・南青山にあるオフィスで催された展示会には、有力新進ブランドの来春夏もの商品が集まっていました。
◇チョノ(CHONO )
デザイナーは福岡出身の中園わたるさんで、ブランド名の「チョノ」は愛称とか。ブランドを立ち上げたのは2014/15秋冬物からで、2018年度Tokyo新人デザイナーファッション大賞プロ部門で入賞した、期待の新進です。
コンセプトは「イマジン・ファブリック・フォー・ライフスタイル (imagine fabric for lifestyle)」で、日本の産地に特化したファブリックによるレディスウェアが中心。何人もの職人の手を渡って商品が出来上がっていることを伝える品質表示ラベルを付けて、商品化されているのも、服への愛着をかきたてられます。
2019年春夏は「BON VOYAGE-南仏への旅」がテーマ。美しい海や花々に囲まれた南仏の街、イエールをイメージし、ジャカードやレース、ピンドットのプリントなどのドレスを提案。上品でシック、それでいてさりげないノンシャランス感に好感させられました。
◇カミシマ チナミ イエロー (KAMISHIMA CHINAMI YELLOW)
北海道が拠点のアパレルメーカー「ティスリー」のブランドの一つ、カミシマ チナミ イエローは、毎シーズン、大胆なオリジナルプリントが人気です。
2019年春夏は「混彩 (MY MIXING)」をテーマに、水や風、虎、花など様々な自然の造形をリズミカルに有機的に組み合わせたモチーフで、カジュアルな遊び心を提案。
異素材のコントラストで表現される立体的な質感や、ヴィヴィッド、パステル、モノトーンといった彩りのミックスも、コレクションを明るく楽しい感じに見せています。
◇ライフ ウィズ フラワーズ (LIFE WITH FLOWERS. )
「スタンダードを大切に、遊び心のある新しさ」を提案するライフ ウィズ フラワーズ。
今シーズンは「ユーモアのあるエスプリ」で、コレクションを展開しています。ユーモアとは、人を和ませるような味付けを加え色付かせるものだそう。
清潔感のあるシンプルなデザインのコレクションに注目です。
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