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2018年10月 9日 (火)

PVパリ⒀ PVアクセサリーに初出展した注目の2社

 次に初出展したのが、青山産業研究所(兵庫県篠山市)とユタックス(同西脇市)です。
 両社ともにホール最奥に位置していたこともあり、来場者は少なめだったようです。とはいえスタッフは満面の笑みで、初めてのビジネスに大きな感触を得たと話していました。
 この注目の2社をご紹介しましょう。

 青山産業研究所は、大正8年創業の“こはぜ(小鉤)”のメーカーです。「青山こはぜ」と言った方がわかりやすいですね。欧州市場に足がかりをつかもうと、PVアクセサリーにブースを出しました。
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 ところで“こはぜ”とは何かというと、足袋やImg_64401_2脚絆・手甲などの合わせ目を留める爪型の留め金のことです。主に真鍮やアルミ製で、金・銀製のものもあるそう。
 歴史は古くて、平安時代に始まるといいます。

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  着物を着る人が少なくなった今、需要が衰え、その伝統の技を活かした新商品の開発に乗り出しているのですね。

 色も金、銀、黒といった通常のものから、ピンクやブルーなどカラフルなものも手掛け、バリエーションを拡大しています。

 スーツやシャツのボタン代わりに、またアクセサリーにと様々な使い道を提案し、「これがあの“こはぜ”!」と、私もびっくり。バイヤーの目を惹きつけていました。

 ユタックスは、既におなじみのグローバルカンパニーです。この7月のインナー素材の見本市「アンテルフィリエール・パリ」にも出展していました。とくにインナー資材や接着の技術は世界的に高く評価されています。実は私もその接着加工による縫い目の無い製品に注目している一人です。
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 今回、初出展したPVアクセサリーでは、「リキッド接着」加工を重点的に取り上げていました。 これはリキッド接着剤を使用したボンディングです。
Img_64521 これにより塗布する量や面積、布厚、形状を自在に調整、形成でき、生地や製品の伸びや張り、圧力などを、自由にコントロールすることが可能になったといいます。
 インナーに限らず、スポーツウェアなどアウター向けに用途拡大を見込んでいるとのこと。さらなる広がりが期待されます。

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