「ルームス エクスペリエンス37」⑵ 持続可能な取り組み
今回の「ルームス エクスペリエンス37」では、時流を反映するように持続可能(サステナブル)な取り組みを打ち出すブランドも多く見られました。とくに目新しく感じたものをご紹介します。
◇七彩 NANASAI
マネキンやボディ、什器などを扱う七彩の新作は、100%紙を使用したペーパーボディ「ペーパー・ナチュラル・ボディ(PNB)」です。
紙は環境負荷を減らした再生紙を使用しているそうです。自然の色合いが混ざり合う外見は、温かくてやさしい雰囲気にあふれています。肩肘張らない自然体が大切な価値になってくることを象徴するようなボディです。
◇イー・ベーシックス e-basics
アッシュ・ペー・フランスがプロデュースしているブラジル発オスクレン(OSKLEN)のブランドです。
シンプルなリラックスウェアは、残布を利用したコットンやオーガニックコットン、リサイクルペットを使用しているといいます。
ファッションブランドとして持続可能な姿勢を貫いていることをアピールしていました。
◇ウールド WOOLD
若手美術家でテキスタイルデザイナーの渋木智弘さんによる新ブランドです。
日々生み出される不要物、新聞紙やレシート、コンビニのビニール袋や食品のビニールパッケージなどを、羊毛でフエルト化したテキスタイル「裾を眺め入る」から発足したブランドとか。バッグなど小物を提案していました。
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