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2018年9月 8日 (土)

バイオアート展 「2018年のフランケンシュタイン」

 バイオテクノロジーが進化し、アートの世界でもバイオアート展が開催されるようになっています。その一つが東京・表参道のEYE OF GYREで開催中の「2018年のフランケンシュタイン バイオアートにみる芸術と科学と社会の今」展です。
 「フランケンシュタイン」は英国の小説家メアリー・シュリーによる小説で、今年は発表されてから200年になるそうです。生命の謎を解き明かそうと死者の断片をつなぎ合わせて怪物を生み出してしまう科学者、フランケンシュタイン。それが想像から現実のものになりつつあるのが現代です。
 ファッションの世界でも細胞や微生物のモチーフなどの表現が注目されていますし、またフランケンシュタインという怪奇な人物への好奇心もあって、開始早々、見に行ってきました。

Img_44491  まず目に飛び込んできたのが、平野真美さんの「ユニコーン」。架空の生物に生命を吹き込んで蘇生させようという作品です。ほんとうに生き返るかも、と思わせられます。

Img_44581  次に興味深かったのが、水槽の中のやどかりです。最初死んでいるのかと思いましたが、生きていました。透明な貝殻を背負って動いていてびっくり!
 これは「やどかりに“やど”をわたしてみる」というアキ・イノマタの作品です。3Dプリンターを駆使して樹脂素材によるやどかりの家をつくった、といいます。

Img_44421jpg  その向こうの壁には3つの人の顔が架かっています。「ストレンジャー・ヴィジョンズ」というタイトルのこの作品は、髪の毛などを基にそのDNAを持つ人間の顔を再現したものだそう。DNA鑑定もここまでくるかと思うと、そら恐ろしくなります。

Img_44482jpg  一番奥のコーナーに置かれているのは、アーティストグループ「BCL」による「DNAブラックリストプリンター」。延々とプリンターが打ち出しているのは、危険なウイルスのDNA配列とか。

 この他にも考えさせられる作品が展示されています。開催は10月14日までです。

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