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2018年8月20日 (月)

服飾文化学会夏期セミナー⑷ 児島のショーワを見学

 服飾文化学会夏期セミナーの2日目は、倉敷市児島に移動し、ショーワを訪問して工場から綿畑も見学しました。

 ヨーロッパ風の社屋は、児島でひときわ目立つランドマークのような存在のようです。2010showa2 (写真はパンフレットから)
 デニムを中心に先染め織物を自社で企画し製造、販売を独自に手掛けるショーワ。シーズンごとにプルミエールヴィジョン・パリに出展し、東京をはじめ国内各所で展示会を開いています。このブログでも幾度となく記事を掲載しています。

 ベーシックも差別化し付加価値をつけるなど、常に新しい感覚を追求しているメーカーで、2009年にはウール100%デニムを開発。このデニムがプルミエールヴィジョン・パリでハンドル賞を受賞し、大きな話題を集めました。
1_2  左はそのウールデニムでつくった高級感のあるレディスジャケットです。

 なお同社では輸出は全体の約2割だそう。イタリア中心にドイツ、イギリスなどの有力ブランドに販売しているといいます。

Img_36681jpg  上は、他社が真似できない高品質なデニム、上質コットンやリネンデニムなどを使用したラグジュアリーブランド製ジーンズです。

Img_36771jpg  ショールームも洗練されたエレガントな雰囲気でした。

Img_36861_2 右はレーザー抜染デニム地です。
 和風の渦巻模様を繊細に表現しています。
 ここでは、このようなファッション性に優れたオリジナルを数多く展示しています。

 工場見学では、まず稗田西工場を案内していただきました。先月の豪雨で一部浸水があったといいますが、大事にはならず、すぐに平常に戻られたとのことでした。

Img_36901jpg  ロープ染色機や整経機、サイジング機などが稼働しています。
 ロープ染めした糸を専用のビームに巻き取って行く分繊工程では職人による細かい手作業を拝見し、印象的でした。
 
 次に本社工場です。
 ここでは織布や仕上げ加工などが行われています。ショーワは児島で唯一、染めから織り、仕上げ加工まで一貫生産設備を持っている企業なのです。

Img_37181jpg  上はワッシャー加工機です。

 工場の裏手には綿畑が広がっていました。
Img_37361jpg 品種は米綿のアカラ種だそう。
 ちょうど開花の時期で、クリーム色から濃いピンクに染まった花も見られました。Img_37321アオイ科の可憐な花です。早くも子房が膨らんでいるものもありました。
 秋にはこの実がポンポンとはじけて白いワタが飛び出すことでしょう。
 収穫が楽しみですね。

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