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2018年8月 5日 (日)

「レイヤースケープ」展 平面と空間の境界線を探る旅

 今、銀座のクリエイションギャラリーG8で「レイヤースケープ(Layerscape)」展が開かれています。これは柳原照弘氏の作品展です。同氏は大阪を拠点に、家具や革小物、陶磁器など、ジャンルを横断したプロジェクトを多数手がけ、世界的に活躍されているプロダクトや空間デザイナーです。

 普段からクリエイティブの原点として、平面と空間の曖昧な境界線を意識しているという柳原照弘氏。今回、どうしても行ってみたかったのが「平面と空間の境界線を探る旅」とか。

Img_34141 まず目に入ってくるのが、霞んだ人物画像です。フロストガラスか何かに描かれているのでしょうか。その手前にシャープな線がのっています。
 一枚のフラットな平面なのに、人物と線との間には空間があるように見えます。不思議な錯覚を起こさせる作品です。

Img_34151  次にメッシュの透けるカーテンのある空間です。 その向こうには、ぼんやりと有田焼のオブジェが見えます。
 透ける布が光りや風によってモワレ効果を演出し、刻々と変化していく、そんな空間がつくり出されて行きます。来場者の存在があってはじめて成立する、ちょっと実験的なインスタレーションです。 

Img_34071 右はその有田焼(2016 edition series)です。
 気泡のような質感に覆われていて、光りを透過するので中が透けて見えるといいます。


Img_34081 さらに花をガラスの球体に閉じ込めた作品も。

 色と光り、透け感とのアプローチが、昨今のシースルーのレイヤードファッションに通じるところを感じて、印象的でした。

 開催は7日まで。ご興味のある方はお早めにどうぞ。

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