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2018年8月17日 (金)

服飾文化学会夏期セミナー⑴ デニムのカイハラ工場見学

 今夏も服飾文化学会の夏期セミナーが開催され、8月8日~9日、デニムや制服で有名な広島県福山市と岡山県倉敷市児島に行ってきました。

 初日のメインは、国産デニムのトップメーカー、カイハラの工場見学でした。
 最初に訪れた三和工場は、福山市でも海抜580mの山中にあり、7月に豪雨災害に見舞われた地域です。道路事情などが心配されましたけれど、迂回路を使うなどして、予定通り日程をこなすことができました。

 私たち一行が貸切バスで工場前に到着すると、カイハラ会長の貝原良治氏が自ら出迎えて下さいました。
Dsc000261  上は工場前で撮影した集合写真です。一番右が貝原会長です。

 3班に分かれて見学し、会長直々に原綿から紡糸、織布工程のポイントをご案内いただき、ふんわりとしたスライバーの感触、またリング精紡機とオープンエンド精紡機の違いなども確認、感謝感激しました。
 (なお工場内は撮影禁止でした。)

 最先端の設備を誇る巨大工場(約5万㎡)は圧巻で、もう皆、只々スゴイ!の連発でした。

 次に訪問したのが本社工場です。
Img_36501  ここにはロープ染色機がズラリと配備されています。経糸を9回染めていく様子を拝見しました。

 ところでインディゴ染めロープ染色を日本で初めて導入したのは、このカイハラだったのです。設備が稼働したのは1970年のことだったといいます。これにより国産デニムの生産がスタートし、日本製のジーンズがつくられるようになりました。

 なお私たちは時間の関係で回れませんでしたが、工場は5か所あるそうです。一貫生産体制が敷かれていて、作業はコンピュータ制御により自動化され、ほぼ無人で行われています。従業員は736人で、雇用や周辺の環境対策も万全といいます。また2016年に進出したタイ工場も順調に伸びている様子です。
 それにしても予想をはるかに超える規模とクオリティへの細心の心配りが印象的でした。
 さすが世界最高峰のデニムメーカーは違うと、感銘しました。

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