« アンテルフィリエール パリ⑵ 2019/20AWトレンドフォーラム | トップページ | アンテルフィリエール パリ⑷ ビーチウェアのショー »

2018年7月26日 (木)

アンテルフィリエール パリ⑶ エコ・レスポンシビリティ

 インナー関連の素材見本市「アンテルフィリエール パリ」で、全般的なトレンドをけん引したのは、またしても「持続可能性と技術革新」でした。
 とくにトレンドエリアの中で、未来を考えるうえで重要なフォーラムが「イノベーション・フォーラム」です。その2018年のテーマは「エコ・レスポンシビリティ(eco-reponsibility エコ責任)」でした。

 今や世界中で1,310万トンの繊維が毎日捨てられているといいます。ファッション業界は環境汚染ランキングの上位に挙げられているのです。生産プロセス全体に強い関心を抱くマーケットを鑑み、今回イノベーション・フォーラムでは、このテーマを取り上げたといいます。

 このフォーラムの構成は、エコなデザインの3原則、リデュース(減量)、リユース(再使用)、リサイクル(再循環)の3つの柱に則っていました。

◇リデュース
 非再生可能な資源に頼らない繊維やバイオ合繊、“エコ・ウオッシュ”など水や農薬の使用を抑制した繊維、また繊維廃棄物の有害性を訴求しています。
Img_16951
◇リユース
 生地の切りくずや端切れの再利用、セカンドハンド、アップサイクルなどを推奨しています。

Img_16971  ここでは上の写真のように、棄てられたものを使用して、アクセサリーをつくるワークショップが行われていました。

 素材展示では息長く使える高品質なウールやコットン、とくにスーピマが提案されていました。

◇リサイクル
 合繊のリサイクル素材、ペットボトルからのリサイクルポリエステルを中心に、ナイロンのリサイクルなど。とくに旭化成“ロイカ エコ スマート”のスパンデックスのリサイクルに注目が集まっていたのが印象的でした。
 またリヨセルのリサイクルや旭化成のキュプロ、さらに天然素材ではカシミアのリサイクルも見られました。
Img_16801
Img_16821  右は、繊維廃棄物を使用したウェアの展示です。
 かなりゴツゴツしていて重そうで、ビックリ!

|

« アンテルフィリエール パリ⑵ 2019/20AWトレンドフォーラム | トップページ | アンテルフィリエール パリ⑷ ビーチウェアのショー »

テキスタイル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/588192/66987832

この記事へのトラックバック一覧です: アンテルフィリエール パリ⑶ エコ・レスポンシビリティ:

« アンテルフィリエール パリ⑵ 2019/20AWトレンドフォーラム | トップページ | アンテルフィリエール パリ⑷ ビーチウェアのショー »