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2018年7月18日 (水)

ミラノウニカ⑻ 日本パビリオン② 2社が初出展

 ミラノウニカ(MU)の日本パビリオン (ジャパン・オッセルヴァトーリオ)では、27社・団体がブースを構えていました。
 まずは初出展した2社、北高 (HOKKO)とスタイルテックス (STYLETEX)をご紹介します。

◇北高 (HOKKO)
  パリのプルミエールヴィジョンなど様々なテキスタイル展に出展している同社が、今回MUへの出展を決めたのは、得意とするメンズカジュアル素材の拡販を意図したからだそう。展示した素材の95%はメンズ向けといいます。
 初日と中日で80社を超える商談があったといい、盛り上がっていました。
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 人気素材はカモフラ柄やインディゴ系に加えて、フロッキープリント加工ものや「ジャパンクラフト」と呼んでいる注染染めなど、手間暇かけ凝ったもの。また目玉は、若冲イメージの大胆な浮世絵版画風のプリントといいます。
 さらにサステナブルを意識した、リサイクルポリエステル使用のボア・ジャカード(右下)なども提案、バイヤーの関心を集めていました。
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◇スタイルテックス (STYLETEX)

 これまで三陽商会のバーバリーブランド向けにコート用の先染め高密度織物を供給してきた同社です。バーバリーとのライセンス契約が切れたことから、国内市場での成長に見切りをつけ、従来の間接的輸出ではなく、欧州市場に直接発信しようと、MUに初参加したといいます。
 今回は綿の先染め高密度織物ギャバジンのほか、シルクの交織高密度織物、無地のシャンブレーなど、スレン染料で糸染めする高級品を提案し、手応えをつかんだとのことでした。
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 東京を本拠地に埼玉県内にある工場でつくられる同社のコート地を拝見し、滑らかでしなやかな風合いに感動しました。
Img_28061jpg  右は、経糸が黒、緯糸がボルドーのシャンブレーです。微妙なニュアンスの深みのある色調と上品な光沢が美しい!
 ところでこのような綿の高級細番手糸による先染め無地をつくるのは、大変困難といいます。チェックなどの柄物でしたら誤魔化しがきくので、逆につくりやすいとか。今では国内広し、といえども、同工場でしかつくれないそうです。
 日本発オンリーワンを求めるバイヤーへの挑戦、期待しています。

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