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2018年6月11日 (月)

PTJ 2019春夏⑷ 自然素材のコットン拡がる

 2019春夏のテキスタイルで、もっとも注目されるのがナチュラル志向へのうねりです。先般開催のPTJ2019春夏展でもコットンや麻といった自然素材が広がっています。中でもコットン使いのものは多様なバリエーションで見られ、一つひとつが印象的でした。

◇福田織物
 超極細綿糸や高密度織物や2重織など、高級感のある繊細な薄地の綿織物で定評があります。今シーズンは、このいつものラインアップに加えて、ピケや刺し子織、同社得意のコーデュロイといった少し厚地の綿織物や、ヘンプなどの麻素材の提案も目につきました。
Img_01951jpg Img_01901








◇古橋織布
 40~50年前のシャトル織機を使用した高密度の綿織物を得意とする遠州産地の人気企業です。
Img_02981  繊細なボイルやローン、細番手コードレーン、それにタイプライタークロスやパラシュートクロス、ダウンプルーフ、バフクロスなど、爽やかな風合いの生地を製品で展示し、来場者が絶えないといった様子でした。

◇鈴木晒整理
 遠州産地で天然繊維生地の染色・整理を行っている加工場です。
 皮脂汚れがつきにくい「ソイルクリーン」や涼感加工の「ニュークールマスター」など、合繊の機能を持つ天然素材に、大きな関心が集まっていて、ブースの賑わいぶりにビックリ! 
Img_02211pg  とくに人気は、昨春発表した「クリーズケア」という防シワ加工です。これはミラノ・ウニカ(このブログ2018.2.5付け参照)でも大好評だった機能加工です。綿など天然繊維のシワ防止やイージーケア、防縮性などに優れているといいます。

◇森菊
Img_03171_2  三河産地にて天然繊維を中心に手掛ける繊維総合商社です。
 今シーズンはオーガニックなどエコを大きく打ち出しています。
 多重織のガーゼシリーズなどとともに、右はオーガニックコットンとシルク混の両面ダブルフェイスのコットンスエードです。

◇渡邊パイル

 タオル産地の今治で、原料の良さを最大限に活かしたものづくりをしている同社は、Img_01761 服地にも大きな力を注いでいます。パイルやワッフル、ガーゼなどの織りや加工方法も自然を生かした取り組みで、今シーズンはとくにリネン使いの新作を展開しています。
 緯糸にリネントップ糸使いの綿織物はふっくらとやわらかい、心地よい風合いです。

Img_01791001jpg  上は綿100%素材によるシャツです。

 いずれのブースも商談客が入れ代わり立ち代わり訪れる、熱のこもった風景が見られました。

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