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2018年6月12日 (火)

PTJ 2019春夏⑸ コットンやコットン風先染めへの関心

 先般開催のPTJ2019春夏展で目立ったのがコットンの先染めで、合繊もコットン風の先染めが多々見られました。
 柄はどちらかというとチェックよりも先染めストライプが関心事で、透け感や凹凸感、光効果など表面変化のあるものが多くなっています。また間隔がやや広めになり、ボーダーも目に付きました。

◇浅記
 新潟産地にて、糸染から製織、整理加工まで、全ての工程を一貫生産しているメーカーです。スペックムラ染使いやシャーリングで動きを出すなど、洗練された感性豊かな先染め織物が多数見られ、いつも注目しています。
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◇外村
 同社は各産地の技術、優れた特性を見極めたモノ作りでオリジナルの企画を提案する、京都のコンバーターです。
 今シーズンは「ナチュラル・エネルギーNatural Energy」をテーマに、自然のパワーを吹き込むようなコレクションを展開しています。光と影のコントラストで表現した、透け感や凹凸感、光沢感など変化のある先染めが数多く見られました。
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Img_02271  また上のような合着のコート地も見せていて、おやっと思いました。薄く軽量、撥水などの機能を採り入れて、クラシックをひとひねりした感覚の生地です。

◇カゲヤマ
 人気の播州織メーカーです。
 今シーズンは高級感のあるヴィンテージ調に注目、シックな先染めやプリント地を見せています。光の効果も上手く採り入れています。
Img_03001 Img_03021jpg   

◇斎藤商店
 多様な先染め織Img_02941 物を展開している「播州織」の老舗です。
 今シーズンはとくに綿糸の「撚り」にこだわって開発したといいます。その反発力のある風合いは、他に類をみない優れものと思いました。
 右は綿100%のシュリプル加工。

◇大長
Img_02761  同社は琵琶湖の湖東に位置し、130年続く近江晒加工という技法を用いたシボ形状加工で人気のメーカーです。
 右は塩縮加工のストライプ。手作り感のあるシックな風合で提案されています。

◇明林繊維
 福井市が本拠のメーカーで、セルロース繊維のキュプラやレーヨン、アセテートにこだわり、それらを軸にオリジナル素材を訴求しているといいます。今シーズンは先染めも見られましたが、とくに後染めによるストライプで勝負されていたのが印象的です。
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