« COTTON PROMOTIONコラム掲載                        「クロスオーバーデザインの新潮流」 | トップページ | プルミエール・ヴィジョン・パリ⑵ 心地よいグリーン »

2018年2月23日 (金)

プルミエール・ヴィジョン・パリ⑴ 活気あふれる会場風景

 2019年春夏向けファッション素材見本市「プルミエール・ヴィジョン・パリ(PREMIERE VISION PARIS 略してPVパリ)」が、2月13~15日、パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場で開催されました。 
 今シーズンは会場構成の刷新や魅力的なプログラムで、総じて活気あふれる会場風景でした。
Df204711
 初日、恒例の記者会見で、PVゼネラルマネージャーのジル・ラスボルド氏が概要を解説しました。
Img_72781 オラ・イト氏のデザインによる新しいスタンド、再設計されたフォーラムやモード情報の発信、進化するファッション・テックのエリアであるウエアラブル・ラブの拡大、皮革製品とシューズ市場向けのバッグ&シュー・マニュファクチャリングエリア、希少なノウハウにスポットを当てるメゾン・デクセプション、マルタン・マルジェラ回顧展の先行展示、さらに今年後半に始動するというB to Bのデジタルプラットフォーム「マーケットプレイス」などについてです。

 出展企業は、テキスタイルを中心に、糸やレザー、アクセサリー、プリント図案、縫製まで、6つの分野を合わせて世界50か国から1,725社(内、新規出展113社)です。この数字は2017年2月展比で1.6%増。日本からは、60社(内、新規出展2社)が参加しました。軸となるPVファブリックには811社(内、新規出展47社)、それにメゾン・デクセプションに26社と、ウエアラブル・ラブに22社が出展したことも付加しておきます。

 結果報告によると、来場者は54,500名で、前年2月展比で3%微減しました。この僅かな減少は、中国の旧正月と日程が重なったことが、直接的な原因と分析されています。実際、中国本土、台湾、香港からの来場者数は42%減少したといいます。またアメリカからの来場者数が5%近く減少したことについては、小売業界の変容にともなう近年の課題を反映するものと受け止められています。ちなみに日本からは1,544名が来場し、アジア諸国の中では来場者数が第1位でした。

 彼ら来場者は、錚々たるブランドの影響力のある決定権者やデザイナー、発注担当者が多く、その数以上にレベルが高いといいます。しかも国際色豊かで、バラエティにも富んでいます。来場の目的は、インスピレーションを得て、発見し、素材を探し、自社の2019年春夏シーズンのコレクションを差異化することだそう。
 こうして見ると、世界のファッションの行方は、まさにPVパリで決まるといっても過言ではないでしょう。改めてその役割の大きさ、重要性を思います。

|

« COTTON PROMOTIONコラム掲載                        「クロスオーバーデザインの新潮流」 | トップページ | プルミエール・ヴィジョン・パリ⑵ 心地よいグリーン »

テキスタイル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/588192/66429451

この記事へのトラックバック一覧です: プルミエール・ヴィジョン・パリ⑴ 活気あふれる会場風景:

« COTTON PROMOTIONコラム掲載                        「クロスオーバーデザインの新潮流」 | トップページ | プルミエール・ヴィジョン・パリ⑵ 心地よいグリーン »