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2018年2月20日 (火)

ロンドン「オーシャン・ライナー~スピードとスタイル」展

 ミラノからパリへの旅の途中、ロンドンを訪れ、ヴィクトリア・アンド・アルバート(V&A)博物館で始まったばかりの「オーシャン・ライナー~スピードとスタイル Ocean Liners: Speed and Style」展を見て来ました。
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 オーシャン・ライナーとは「遠洋定期船」のことです。本展では、定期航路に就いた旅客船の中で、船旅の黄金期だったといわれる20~30年代に就航した豪華客船に焦点を当て、デザインの観点からみた展示が行われていました。
Img_67901  豪華客船は、たとえば有名なノルマンディー号やクィーン・メアリー号、クィーン・エリザベス号など、さらに映画で涙したタイタニック号も、です。 
 当時の装飾が施された船内は、もう洋上の宮殿のようです。

 ファッションデザイナーたちはそんな船上のライフスタイルに注目します。
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Img_68131jpg_3  晩餐会のためのイブニングドレスから、普段着や水着、ジュエリーなどのアクセサリーまで、様々なシーンに対応する商品をデザインしていたことがわかります。
 乗船客たちは嬉々として、その最新ファッションを披露したのですね。

Img_68431  上は30年代の水着です。

Img_68121  上はベルリン生まれのハリウッド女優、マレーネ・ディートリッヒが着装したクリスチャン・ディオールのニュールック・スーツです。1949年のもので、クィーン・エリザベス号に乗船し、ニューヨークに到着した時の映像も流れていました。

Img_68521pg  タイタニック号については、入口付近の壁に、ポスターが掲示されていました。
 縦長のもので、右の写真がそれです。思っていたほど大きいものではありません。

 最後の最後に、タイタニック号の木彫りのパネルの一部も見ることができました。
Img_68751jpg  アールヌーボー様式の凝ったもので、1912年4月14日夜に沈没した残骸といいます。プロジェクション・マッピングを使い、まるで洋上にゆらゆらと浮かんでいるように展示されていました。

 見終わって、予想以上のすばらしい内容にびっくりしました。さすがV&Aです。クルージングがブームの昨今、ファッション関係者にとってきっと参考になる展覧会では、と思いました。
 開催は6月17日までです。

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