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2018年2月15日 (木)

ミラノウニカ⑸ 日本パビリオン「継続は力なり」

 ミラノウニカ(MU)の日本パビリオン「ザ・ジャパン・オブザーバトリー」では、レイアウト上、伸び悩んだといった企業もありました。しかしおおむね満足げで、次回も出るというところが大半です。
 とくに長年続けて出展しているメーカーには、「継続は力なり」を感じさせられました。バイヤーを的確につかみ、よい結果を出されていたように思います。

鈴木晒整理
 静岡県浜松市を本拠に、綿中心に衣料用天然繊維製生地の染色整理加工を行っている企業です。
 今回は単独ブースで出展しました。一押しは同社独自の防シワ加工の「クリーズケア」です。昨春発表し、内外で好評を得たといいます。
Img_65711  右の写真のように、綿100%パンツで、加工したものと未加工のものとを比較し、その効果のほどをアピールしていました。着用したときのシワの回復度、防縮性にもすぐれていて、セルロース系繊維にも対応可能といいます。
 この他、涼感加工の「ニュークールマスター」や防汚加工の「ソイルマスター」など、様々な機能加工を開発していて、いずれも素材のよさを活かしたすばらしい風合いで驚嘆させられました。

福田織物
 最高級の綿細番手織物で定評のある遠州産地の織物メーカーです。
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 今回はコレクションを絞って展示し、いずれも好評といいます。継続出展で、受注生地がわかってきたことが大きいようです。
 Img_65631とくに新作として、綿かすり織物を提案。
 これはかすり染めの糸で織った綿100%のチェックです。
 塩縮など表面加工生地などとともに目新しさを添えていました。

吉田染工
 横編みなのに布帛の、それも飛びきりファンシーなジャカード織のような編み地が魅力のブースです。
Img_65591  横編み機は島精機のスライを使用、綿やリネン、化合繊、ラメやモール糸など様々な糸を駆使して編み上げられた重厚感あふれるテキスタイルを揃えていました。
 今回も大きな手ごたえを感じている様子でした。

前田 源 商店
 富士吉田産地でオーガニックコットンの織物を手がけるメーカーです。
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 今回は化学染料を使わない草木染めによる綿100%のオーガニックコットンを展示し、自然の優しさをアピール。
 MUのシーズンテーマがサステイナブルということもあり、来客が多く、人気を集めていました。

八木通商
Img_65781  表面変化のある箔加工など、特殊加工が人気です。
 右は、MUのトレンドエリアに展示された同社の素材で、ハンドメイドでスクラッチしたような二重織の立体感は、まさに日本の匠の技!

大長
Img_67871  滋賀県東近江市が本拠の綿・麻織物を中心とする晒加工および特殊仕上げ加工メーカーです。
 適度なハリコシのあるシボ効果や塩縮加工など、表面変化のある無地が注目されます。

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