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2017年12月17日 (日)

「毎日ファッション大賞」新人賞・資生堂奨励賞に中里 唯馬

 2017年(第35回)「毎日ファッション大賞」表彰式が、11月29日、東京・恵比寿で開催されました。
 最初に発表されたのが新人賞・資生堂奨励賞です。受賞したのはユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)を手がける中里 唯馬氏。2016/17秋冬オートクチュールコレクションで日本人正式ゲストとして鮮烈デビューした、最先端技術を駆使する新世代のオートクチュリエです。(このブログ2016.8.8付け2016.11.9付け参照)
 受賞インタビューで同氏は、「ファッションの未来はオートクチュールにあり、やがて衣服は1点ものしか存在しなくなるでしょう。進化するテクノロジーが後押ししてくれます」。「今回デザインしたのは、自由に何度でも変形できる服です。ファッションの歴史に敬意をこめて、時代を切り拓いていきます」と力強くコメントされました。

 式後の記念パーティでは、その神秘的なコレクションが披露されました。今年7月に行われた2017/18秋冬オートクチュール作品です。
Img_48351  デザインはすべてデータ化され、3Dプリントやレーザーカッターなどの技術を応用し制作されています。その服づくりは今シーズン、よりシンプルでスポーティに変身していました。前回はオーロラのようなホログラムの光が輝く幻想的なドレスでしたが、今回はブルゾンやジーンズといったカジュアルアイテムも出現するなど、より身近に接近してきた印象です。
 材質は加飾フィルムで、その小さなユニットの組み合わせです。繊維ではないので、縫製という工程もありません。これまでに誰も見たことのない斬新なアプローチで服がつくられているのです。
 これは繊維業界のこれまでの仕組みを一変させる革命のようなものです。まさに新人賞にふさわしいと思いました。
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 なお大賞は、HYKEの吉原 秀明・大出 由紀子の両氏に、鯨岡阿美子賞はスタイリストの高橋 靖子氏、話題賞はアシックスとGINZA SIX、特別賞は島精機製作所社長の島 正博氏にそれぞれ贈られました。

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