JFWテキスタイルフェア⑷ 先染めは「ひねり」をプラス
今秋冬は先染めチェックが席巻しました。来春夏はストライプが盛り返しそうです。今回の18/19秋冬向けJFWテキスタイルフェアでは、これまでの先染めに「ひねり」を加えた新作が豊かに登場しています。
浅記
新潟県見附市で創業148年の老舗メーカーです。長い歴史と伝統の中で培ったノウハウを生かし、
「糸染、製織、整理加工」等全ての工程を一貫生産しています。
新潟産地ならではのスペックムラ染を使用した先染めから、今季はとくに綿/ウールガーゼツイルの大柄チェックシリーズが好評といいます。
右は綿90/ウール10のスクウェアパターン ダブルガーゼです。
匠の夢
見附市を本拠地とする完全別注体制の織物メーカーです。先染めの小ロット対応、25mミニマムオーダーが可能といいます。
とくに意匠性の強いものが得意で、今シーズンは、ポリエステル/コットン混のファンシーなカットものに、関心が集まっていました。
クロスジャパン
テクスチャーにこだわった自社オリジナル企画のテキスタイルを見せているコンバーターです。
カラフルな太い糸を織り込んだ先染めチェックが人気といいます。
柴屋
自社オリジナルのテキスタイルを企画生産し、500種類以上の豊富な在庫の中から、客の要望に沿った商品をスピーディーに提供しているといいます。
今シーズンはとくにコーデュロイが人気だそう。迷彩柄のプリントなども提案していました。
クリスタルクロス
糸使いや織り編み、プリント、刺繍とそれぞれに、色柄を工夫し、クラシックにひねりをプラス。当たり前のものは提案しないという通り、「これぞ新鮮!」と思えるトレンド性の高いテキスタイルを多数揃えていました。
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