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2017年12月 1日 (金)

「未来の購買体験」を演出するITサービスのスタイラー

 先般の「ファッションワールド東京2017 秋」展で行われた特別講演会で、ITサービスに関するお話しに興味を惹かれ、参加しました。講師はスタイラー(株)CEO小関 翼氏です。Img_31541_2 「ユーザー体験から未来の購買体験を考えよう!~海外の先端事例から探るファッションITサービス動向~」をテーマに、ファッション×テクノロジーの未来を語りました。
 元々金融マンだったという小関 翼氏は、アマゾンに入社し、アマゾンにも苦手な分野があることに気づき、スタイラー(Styler)を立ち上げたといいます。アマゾンはEC業界の中でもっともユーザー中心の企業で、安価で品揃え豊富、便利に購入でき、コモディティ商品に強い。しかし人間はそれほど合理的ではないし、そうではない特別な価値を求めていたりもします。とくにファッション商品は情緒的価値が重要で、答えは一つではないといいます。同氏はそうしたニーズをとらえて、コミュニケーション型コマースを開発し、「未来の購買体験」を演出するサービスを提供しているのです。
 たとえば同社の「フェイシー(FACY)」というアプリには、ユーザーのニーズがリアルタイムで流れています。「オフィスに着ていけるキレイ目のトップスを探しています」などと情報を書き込むと、様々なショップからおすすめの服が提案されます。ユーザーはそれらの中から好きなものを選んでネットで購入、あるいは実際の店舗に行って買うこともできます。
 グーグルなど検索サイトでは、ユーザーは知っているアイテムしか購入できませんが、これでしたら思いがけない商品に出会えます。ショップの方も、新規顧客を店舗へ誘導できるとあって導入が進んでいるといいます。
 このサービスは、ユーザーとショップをつなぐだけでなく、モノづくりにも生かせそうです。ユーザーの書き込みを基に、ニーズを分析して的確な企画を立てることが可能になってくるからです。
 ファッション業界の構造が、またしても変わってきそうです。

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投稿: Johnniefat | 2017年12月14日 (木) 15時35分

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