旭硝子「FEEL! GLASS」展 尽きないガラスの魅力
先月11月20日~26日、東京・表参道ヒルズで開催された旭硝子創立110周年記念「FEEL! GLASS」展の内覧会に招かれ、行ってきました。これは同社が長年にわたりイタリアのデザインの祭典「ミラノ サローネ」で発表した作品を集めた企画展です。
そのとき見たガラスのアートがあまりにも美しく、興味を覚えたことが思い出されます。もうガラス好きにはたまらない、尽きない魅力がありました。
会場を入ると、まずは2015年のGLACIER FORMATION (グレイシアフォーメイション)です。
高さ約3mのガラスの迷路になっていて、氷河をイメージさせます。
この空間を抜けると、目の前に広がるのが、2016年のAmorphous (アモルファス=一定の形を持たない非晶質)という作品です。
夜空の星のようにキラキラと輝き、色彩を変化させながら流れ行く、何とも幻想的なクリエーションで、目がクラクラします。
これまでのガラスのイメージを覆す、薄く軽やかなガラスを用いて、つくり出されているとか。
光りを透過し反射する、まさにガラスならではアートです。
また2017年のTouch (タッチ)は、ガラスの触感を体験するインスタレーションで、太鼓型のオブジェを叩いて楽しめます。
この他、ガラスの未来にインスピレーションを与える様々な作品が展示されていました。
ガラスのすばらしいアートを、堪能したひとときでした。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- パリのイヴ・サンローラン美術館を訪問して(2018.04.25)
- 「KIRE・KIRE・TEN ―現代の民族衣装―」展(2018.04.22)
- 「蓮沼執太: ~ ing」 音を使った体感型アート展(2018.04.16)
- 「巡りゆく日々 サラ ムーン写真展」が圧巻!(2018.04.10)
- 「パリ凱旋・傘寿記念 与勇輝展 創作人形の軌跡」(2018.04.09)
コメント