国際 生地・素材 EXPO 注目のコットンファブリック
先般の「ファッションワールド東京2017 秋」で開催された第3回 国際 生地・素材 EXPOでは、今回も注目のコットンファブリックが出品されていました。
播州織工業協同組合のクラッシュ加工
クラッシュ加工はこれまでも数々の賞を受賞している「知る人ぞ知る」のテキスタイルです。私も何度も取材し、その都度驚かされてきました。
これは播州織が生み出したやわらかな紋様を織り出した綿織物で、
緯糸の配列を曲線状に移動させる技術でつくられています。最初は糸がひっかかって切れやすいと思っていたのですが、今ではそんなことはなくて、手触りは滑らかで表現も洗練されていると感じました。
シャツを始め、バッグや傘など様々な製品にアピールしていました。
オールブルーのパイルデニム
オールブルーは、デニム・ジーンズの町として知られる岡山県倉敷市児島地区を本拠とするメーカーで、今回はオリジナルのパイルデニムを訴求していました。
インディゴのロープ染め糸をタオルのジャガード織機で織り上げたパイルデニムで、ジャカードなので多様な柄が表現されています。
綿のふっくらした風合いが気持ち良いファブリックです。
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