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2017年10月10日 (火)

PVパリ⒇ 日本の高機能素材とアウター&オーバー

 PVファブリックのテック・フォーカスのエリアには、高機能や高パフォーマンス性で世界的に有名な日本企業が出展しています。またアウター&オーバーのエリアにもPVアワードを授賞している日本企業が数多く出ています。
 最後に、そうした企業をいくつかご紹介して、PVパリのご報告を終えたいと思います。

○小松精練 KOMATSU SEIREN
 今年はPV出展15周年の記念年で、今期連続30回を祝うイベントが開かれたそうです。私は伺えなかったのですが、ブース展示を拝見しました。
Img_21161jpg
 一押しは「コマスエードKOMASUEDE」と呼ぶスエード素材です。Img_21281 軽さとストレッチ性、吸い付くような触感で、本革にはない感覚と思いました。同社独自のデジタルプリント技術「モナリザ」による両面ダブルフェイスのバリエーションにも注目です。何しろポリエステル100%で熱可塑性がありますから、細いサンバーストプリーツ加工など、革では不可能なこともできるのですね。ワッシャー加工でナチュラル感を表現したものや、和紙のような外見の不織布などの開発も進められていました。

 また天然成分を配合したオニベジ染めも前面に出して、エコ・フレンドリーを強調していたのも印象的です。

○福井経編 FUKUI TATEAMI
 テック・フォーカスのエリアで、山椒は小粒でもぴりりと辛い、そんな日本企業が同社です。
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 今シーズンは光沢とたて縞にこだわった素材が好評だったといいます。

○柴屋 SHIBAYA
 プレミアムリラックスのエリアでは、ブースを透明ガラス張りのショーウインドー形式にした柴屋が目立っていました。Img_23861_3 昨年初出展したばかりの同社ですが、今シーズンもバイヤーの入りはよく好調といいます。
 コットンパイルのフェイクファーなど、アウター素材で仕立てたジャケットをたくさん見せていました。

 またこの春発表した新世代コットン「4Dコットン」のサンプルも見せていただきました。 これは都築紡績が開発した熟成綿を使用したものです。熟成綿とは綿花を60日間熟成し、繊維一本一本を膨潤化させて空気を取り込み、綿本来の力を最大限に発揮させたコットンとか。Img_23831jpg自然のストレッチ性があり、吸放湿性や強度・軽量化に優れ、エコロジーであることなどが特徴で、時間をかけてつくられることから、3 Dに時間軸をプラスして、4D と名付けたそうです。
 拡販はこれからのようで、今後の展開が期待されます。

○タケ・バイ・チクマ TAKE BY CHIKUMA
 人気は、シワ加工やカラーミックス杢など、全体にヴィンテージ調の表情のあるものといいます。
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インディゴニット C60/Pe40      高密度圧縮のC100% 

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