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2017年10月28日 (土)

JFW-IFF MAGICセミナー デジタル化が与えるインパクト

  JFW-IFF MAGIC 9月展のセミナーで、カート・サーモン マネジング・ディレクターの河合 拓氏が登壇しました。Img_28041jpg テーマは「アパレル業界の課題と近未来 ~デジタル化が与えるインパクト~」です。数多くの企業の立て直しを手がけてきた経営コンサルタントが、アパレル業界の現状を俯瞰し、その課題や論点を語りました。

 まず、なぜ今デジタルなのか。これには流通小売業の人手不足があるといいます。2025年には200万人も不足するというのです。しかしそれを補うのがITで、無人レジやRFIDの導入などで解決できるといいます。
 次にアパレル業界の課題と論点です。アパレル市場はこの20年で3分の2(金額ベース)に減少しました。購入の仕方も変化し、百貨店売上が凋落、ECマーケットへシフトしています。
 今後、百貨店向けアパレルはますます苦しくなり、専門店SCは飲食や雑貨など異業種連携によるクロスインダストリービジネスへ、激安アパレルはIT化と国際化がさらに進むとみられています。
 こうしたなかで、経営を圧迫しているのは家賃、人件費、それに余剰在庫であるといいます。とくに大きな問題はつくり過ぎによる供給過多で、この余剰在庫の適正化には、MD領域にフォーカスした改革が必要。このためAI 技術の活用が求められるといいます。
 さらにデジタル化のインパクトとして挙げたのが、ユニクロのパーソナルオーダーを始めとする受注生産型モデルです。受注生産と計画生産のハイブリッドにより、さらなる在庫極小化へ向かうといいます。
 最後に第4次産業革命で、国をまたいで海外と組むことがますます重要になってくるとのこと。
 一企業ではなかなかできないことばかり。
 激変するアパレルビジネス、難しい問題が山積みのようです。

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