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2017年9月30日 (土)

PVパリ⑽ スマートクリエーション・スクエアに注目

 今期プルミエ―ルヴィジョン(PV)パリで、話題となったのが「スマートクリエーション・スクエア」です。ここにはエシカルで社会的責任に応えていると認められる企業の製品が集められています。
 2015年9月展で初の「スマートクリエーション」のシンポジウム(このブログ2015.10.6付け参照)が行われ、その後スマートクリエーションプログラムが定める客観的な基準がつくられ、これに即して昨年2016年9月展(このブログ2016.9.29付け参照)のPVファブリック内に「スマートクリエーション・スクエア」が新設されました。今年はこれがPVレザー内に移転して行われました。今後は年に一度のアニュアルイベントにしていくとのことです。

Img_24571jpg
 今回は、とくに循環型経済に焦点が当てられ、連日サーキュラー・エコノミーをテーマにトークイベントが開催されました。PVアワード(このブログ2017.9.22付け参照))ではスマートクリエーション賞もスタートしています。このことだけでもPVパリがスマートクリエーションに力を入れていることがわかります。

Img_24341  スマートクリエーション・スクエアでは、「スマートライブラリー」と呼ぶ展示に加えて「スマートワードローブ」のマネキン展示が目を惹いていました。マリメッコや、ゴミ0(ゼロ)を打ち出すデザイナーのニニ・ネメスら、エコを打ち出しているブランドの作品10点が並び立っています。

 スマートライブラリーでは、リサイクルやリサイクル可能な素材の技術がクローズアップされ、ヤーンやテキスタイル、服飾資材に関しては、リサイクルコットンや再生ウール、再生カシミアなどにスポットが当てられました。またスポーツやアウトドア素材分野ではPFC(有機フッ素化合物)に替えて、環境への影響が少ない化学製品を製造過程で採用した、非常に革新的な製品が紹介され、さらにレザー分野では、クロムフリーが注目を集めていました。

 これら展示に参加したのは約50社で、各々解説付きです。
 日本からは、今年PVアワードのファブリック部門でハンドル賞を獲得したImg_24521_2クラフトエボ(CRAFTEVO V&A)、旭化成のキュプロ、Y.K.K、シンドー(SHINDO)の4社が参加しました。
  右はアウトドアスポーツ素材で、エコフレンドリーをモットーに成長しているCRAFTEVO V&Aの展示です。

Img_24471jpg_3   左はシンドーSHINDOで、テープやリボン、トーションレース、コードを出品しました。

 植物染めを中心にオーガニックコットンやシルク使いのものです。 

Img_24541jpg_2   さらに右はPVアワードでスマートクリエーション賞を受賞したシェラー(スイス)です。
  再生ナイロン糸のECONYLを使用した素材といいます。

 この他様々な有力メーカーが出展しています。

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コメント

株式会社SHINDO 山崎です。
スマートクリエーションの取材で
アップで画像掲載 紹介ありがとうございます。
頑張って出品登録した甲斐があります

投稿: 山崎 貢 | 2017年10月12日 (木) 21時35分

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