「コダワリノヌノ2017」展 多重素材を共通テーマに
今シーズンも「コダワリノヌノ2017」展示商談会が、この9月7-8日、東京・南青山で開催されました。出展したのは10府県11社で、各社独自のこだわりの技を披露しました。
共通テーマは「多重素材」で、とくに多重織ガーゼは人気が高い様子です。
ここでの注目は、やはり高橋織物(滋賀県高島市)の綿100%の多重織ガーゼです。
2重織から12重織までつくっていて、さすがの匠の技!
ふっくらと軽くて、気持ちのいい風合いに驚かされます。
空気の層があるっていいですね。
また写真上のシャーリングクレープも一押し素材で、実際引き合いが多いようです。綿99.35/ポリウレタン0.65で、左は生機で、プリント加工すると右のような凹凸感が出てくるのだそうです。
また島田製織(兵庫県西脇市)の播州織先染めチェックやジャカードの提案も注目されます。
100番手糸使いなど、得意の超極細番手使いで、繊細で滑らかな表現が美しい綿織物です。
右は同社のファクトリーブランド hatsutokiから、フワッした感じのカットジャカードです。
デニムでは、ワン・エニー(岡山県岡山市)のキレイ目のデニムが好評のようです。
右は、光るフィルム入りデニムで、綿97/ポリエステル3。
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