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2017年8月13日 (日)

北関東織物の旅⑷ 自然に佇む濱田庄司記念益子参考館

 真岡に来たら、益子はすぐそこです。益子は人間国宝の陶芸家 濱田庄司の活動で著名になった町です。ここに来たら、濱田庄司記念益子参考館に行ってみたいと思っていました。
 そこで少しの時間を利用して、濱田庄司コレクションを見に行ってきました。
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 濱田庄司記念益子参考館は、濱田庄司の旧宅です。樹木に囲まれた閑静な自然の中に佇んでいました。
 
 展示室では新しく始まった企画展「SLIP WORKS /泥しょうの仕事」が開催されていました。
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 その概要によると、濱田庄司は1920年、バーナード・リーチとともにイギリスへ行き、世間で忘れられた存在になっていた「スリップウェア」に出会います。スリップウェアとはスリップ、すなわち泥しょうで装飾した陶器です。二人は、その素朴で肉厚な柔らかい質感に感動し、スリップウェアを収集したそうです。

Img_01491jpg_3 今回出品されたのは、その頃のコレクションの一部で、そ の後の彼らの作陶や民芸運動に強い影響を与えることになったといいます。
 どこか懐かしい味わいの、どっしりとしたスリップウェアは、シンプルでモダンな感覚で、お料理をおいしく引き立ててくれそうです。
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 古色蒼然とした草ぶき平屋建ての広壮な邸宅。1850年に建てられて、1942年にこの場所に移築されたといいます。
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 濱田庄司の居室です。温かな重厚感で迫ってきます。
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 濱田庄司が使用していた工房(細工場)です。手回しロクロがありました。83歳で亡くなる直前まで、ここで作陶していたとか。
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 窯場には、大きな登り窯がズラリと並んでいました。東日本大震災で被災したと聞いていましたが、修復されたようです。
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Img_01331 この他、上絵付け用の赤絵窯も見ることができました。

 思い切って「訪ねてみてよかった!」というのが率直な感想です。

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