モード・イン・フランス展 ⑶ 注目のアクセサリー雑貨
今回のモード・イン・フランス展では、ジュエリーをはじめストールやバッグなど、ウェア以外のファッション雑貨ブランドが多数参加していました。
デルフィーヌ・シャルロット・パルマンティエ DELPHINE CHARLOTTE PARMENTIER
今回初出展したハイエンドなコスチュームジュエリーのブランドです。シャネルやクロエなどのビッグメゾンやスワロフスキーとのコラボレーションデザインを手掛けていて、セレブに人気といいます。
2018春夏のテーマは「魂の状態」だそう。人間の様々な性格や気分を表現するコレクションです。ブースでは、その独創的でエレガントなコスチュームジュエリーの世界が披露されました。
とくに注目は、写真右のイヤリングです。ピアスのように見えてピアスではありません。耳にかけるだけです。耳に穴を開けなくてもいいのです。 耳が痛くなることもないので、ずっとつけていられます。
私も試しにつけさせていただきました。大きいリングなのに非常に軽くてびっくり!しました。
アム・ドゥ・パリ A.M. DE PARIS
初出展のストールやスカーフのブランドです。
デザインはパリの中心、サンジェルマン・デ・プレのアトリエから発信し、素材は上質な天然素材のみを使用しているといいます。コットンはインド綿使いのものが多く、それにリネン、シルク、ベビーアルパガなどです。
洗練されたシャーベットのような色調が春らしく、パリのエスプリを感じさせます。
ス・レ・パヴェ SOUS LES PAVES
パリの職人による手作りのバッグを展開しているブランドです。
コレクションに合わせて、ポプリンやコットンボイルのチュニックとワンピ―スも提案していました。前立てのスカラップブレードが彩りを添えています。
ブランドを象徴するのは、ブロンズ製のエンブレムです。
フランスの古い金型を現代風にアレンジしたもので、猫や象、鳥、昆虫、亀、エビなどのユニークなモチーフが人目を誘います。
右は、カニのエンブレムです。さりげなく溶け込み合って、バッグを引き立てていますね。
スリーズ・エ・ルイ CERISE & LOUIS
スリーズがデザイナーの名前で、ルイは工場オーナーの名前とか。二人が出会って誕生したのが、スリーズ・エ・ルイといいます。
軽くて使い勝手のいい、カラフルなバッグを展開している人気ブランドです。
今シーズンの新作は、バッグの重ねです。レザーとナイロンや、レザーと布帛といった異素材を組み合わせたバッグで、それぞれがとりはずしの効くデザインになっています。
楽しい遊び心満載のコレクションでした。
| 固定リンク
「ファッション・アクセサリ」カテゴリの記事
- ジャンポール・ゴルチエ特別企画展 創造への尽きない情熱(2019.12.02)
- 「プロジェクト東京」9月展 注目のアパレルブランド(2019.11.30)
- 毎日ファッション大賞 「アンリアレイジ」森永邦彦が大賞に(2019.11.29)
- 2020春夏リトゥンアフターワーズ“フローティング ノマド”(2019.11.24)
コメント