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2017年8月21日 (月)

「ジャコメッティ」展に行ってきました!

 先日、東京・六本木の国立新美術館で開催されている「ジャコメッティ」展(このブログ2017.8.1付けで予告)に行ってきました。
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 全体に高さ1mくらいのどちらかというと小さい彫刻と、素描や版画が多いです。12頭身?と思うような、ひょろりと細長い、なかには針金みたいな小像もあって、不思議な気分にさせられます。日本人哲学者、矢内原伊作をモデルとしたスケッチもじっくり拝見しました。何度も描き直したようなタッチが独特です。

 とくに印象的だったのは、「ベネツィアの女」シリーズで、9体揃っての展示は圧巻でした。
 「鼻」という作品の長い鼻は人間の傲慢さを表現しているのでしょうか。
 またドッグ&キャットも。とくにキャットの胴体がやたら引き伸ばされて長いのも、なぜそこまで、と思ってしまいます。

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 写真撮影が可能だったのが、チェース・マンハッタン銀行からの依頼を受けて、ニューヨークの広場のために制作された3点の大作です。

Img_04531jpg  いずれも1960年に制作されたブロンズ像で、立像は2mを超える高さです。さすがに迫力がありました。

 右は、「大きな頭部」という題名の彫像です。

 左下はポスターやちらしに使われている「歩く男1」、右下は「大きな女性立像」です。
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 ジャコメッティは、作品を「見えるままに描いた」といいます。といえ「見える」とは形ではない心象風景で、ものの本質はすべて細長いゴツゴツしたものに収束する、ということのようです。
 ジャコメッティが見たもの、それが何なのか、私にも少し理解できた気がしました。
 
 このジャコメッティ展、開催は9月4日まてです。

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