ジャパンエキスポ ⑵ WABI SABIで続々キモノデビュー
今回のジャパンエキスポ・パリで、盛り上がっていたのが「WABI SABI(ワビ サビ)」パビリオンです。日本文化を発信して、今年で7年目の出展になるそうです。
エリア内では「道」をテーマに茶道や書道など、イベントが多数行われていました。また伝統文化の振興や地域発展に取り組む地方自治体の参加が目立っていたのも特徴です。
高知県の須崎アンバサダー・プロジェクトや唐津焼、美しい書、コケシなど日本の様々な特産品が紹介されました。
こうした中、私が注目したのが、一人で簡単にキモノを着ることができる「ワン・ツー・キモノ」です。上下に分かれているセパレート式キモノで、下はスカートなので足を突っ込んでそのまま持ち上げるだけです。
開発したのは、リノーズ代表の照沼範子さんです。パターンは洋服の手法でつくられていて、生地も洋服地が使われています。
ブースでは、試着サービスを無料で行っていて、1日に100人もの人が試着したとか。まさにキモノデビューする人続々です。
右は着付けする照沼さん。
長襦袢からキモノ、それに帯を締めて、5分もあればきちんとした感じにキモノを着付けられるといいます。お値段は全部揃えて7~8万円ぐらい。この「ワン・ツー・キモノ」、日本でも広がりそうですね。
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